どノマールで楽しむミニ四駆、MAシャーシのリヤープラローラーの取り付け方変えて1%タイム向上?
ようやく完成したMAシャーシのアバンテMk.Ⅲジャパンカップ2015リミテッド、なかなか元気に走ってくれています。今日はリヤーローラー取り付け位置の見直しです。じっくり速くしていきますよ~。
MAシャーシのミニ四駆、どノーマルであれこれ堪能中。
SiSOは前世紀ミニ四駆世代なので、新世紀のミニ四駆がどんなものか堪能しようと思い、まずは改造なしで楽しんでいるところです。
「完全ノーマルの中ではこれが一番速いんじゃないのかな?」と思って購入した、アバンテMk.Ⅲジャパンカップ2015リミテッド(MAシャーシ)、ようやく組み上がってあれこれ調整しながら楽しんでいます。
あ、いや、組み立てが難しかったわけではなく、子ども達にミニ四駆のあれこれを教えていたら自分のミニ四駆を組み立てている時間がなくて…最初に組み立てたミニ四駆、フェスタジョーヌも訳あって現在はSiSO-Jr.2のところです。
で、現在のアバンテMk.Ⅲ最速タイムは、タミヤのジャパンカップジュニアサーキット(3車線のやつです)をゼロスタート…充電池にもバラツキがあるのですが、とりあえず100均の充電池で平均的には5.7秒あたり、調子のいいやつの充電直後で5.5秒ぐらいです。測定条件については以下の記事を参照ください。
リヤーローラーの取り付け位置でタイムは変わるのかな?
今回のお題はリヤーローラーです。MAシャーシはリヤーローラーが2段になっています。シャーシのリアステーの上下についているだけなのでそんなに幅はありませんので、下のローラーはあっても無くてもいいような気がします。
でも、もしかしたらレーンチェンジとかではねたときに役立ってくれるかも、ぐらいなノリで説明書どおりに取り付けています。また、プラローラーが6個とも付いている状態というのは、ルックス的にも「ドノーマルさ」を強調してくれるので好感度もアップ?するかもしれません。
リアステーには、説明書どおりの位置以外に、もう1箇所ネジ穴があり、数ミリだけ前方向にプラローラーを取り付けることができます。
上下のローラーをずらして取り付けると、こんな風になります。上側のローラーは後ろ側に、前側のローラーは前側に取り付けています。
下側のプラローラーを前側のネジ穴に移動してやれば、「普段はコースの壁に当たらないが、はねた時などに壁に当たってくれるかもしれないローラー」になりそうです。図解するとこんな感じです。下側のローラーが前に少しオフセットされているため、コーナーリング中はコース壁に接触しません。
レーンチェンジなどでミニ四駆が跳ねている時には、壁に当たって安定性を取り戻すために役立ってくれるかもしれません。
リヤのプラローラーはスラスト角(傾き)が無いので、大きな走行抵抗にはならないと思います。が、多少なりとも抵抗を持っているはずなので、一応、どれくらい違うのか試してみることにしました。
下側リヤーローラー取り付け位置による走行タイムの違い
実際にコースを走らせて調整結果を確認するのはなかなか難しいことです。走らせるたびに電池は減っていきますし、ニッケル水素充電池だってそれなりに性能差があります。
ということで、同じ充電池を使用してそれぞれのローラーセッティングで数回計測するということを、2セットやってみました。これで何らかの傾向がでてくれればまあ参考には鳴るかと。
計測一発目!5.49秒で走っちゃったけどデータは除外の方向で
それでは計測一発目です。満充電した100均ニッケル水素充電池を装填、ローラーセッティングは後下ローラーを手前取り付けです。
「いっけぇぇぇ、
アバンテ マァァゥクゥ
スリィィィッ!」
と言っている間にゴールしてしまいました。
おっと、いきなりここまでの最高タイムが出てしまいました。5.49秒。計測一発目で使用したNiMH充電池は、充電したてほやほやのまだ温かい状態だったので恐らくこんなタイムが出てしまったのではないかと…。うれしいのですが、これだと実験にならないのでちょっと冷まし、2回目以降のデータを計測データとすることにしました。というわけで、本計測1走目です。
うん、大事に育てている充電地でもないので、まあこんなもんでしょう。このまま合計3回、下段リヤーローラーを前側取り付け状態で計測、その後、説明書どおりに後ろ側に取り付けて計測してみました。数値だとわかりにくいのでグラフにしてみました。
計測二発目
続いて新しいNiMH充電池に入れ替えて、今度はリヤーローラー取り付け位置が後ろ側からスタートです。とりあえず一発目は5.71秒です。こっちのNiMH重電池の方がコンディションいいのかな?
同じく3回ずつセッティングを変えて計測し、グラフにしてみました。
下段リヤーローラーを前につけると速くなるのか?
うーん、よく考えてみれば、もう一度充電しなおして、今度はローラーセッティングを変更せずにタイムを計測すればよかったのかな。まあ、ここまで取れているデータで結果を考察してみようと思います。
計測一発目と計測二発目のグラフを見比べると、計測一発目のグラフがほぼタイムが落ちていく傾向であることに対し、計測二発目のほうは、ほぼ横ばいのグラフになっています。計測一発目では、後半がリヤーローラー位置後側、計測二発目では後半がリヤーローラー位置前側なので、前側に取り付けているほうがタイムが良いと判断できそうです。
思ったよりデータの幅が小さかったので、もっと計測回数を増やす、ローラーセッティング変更しない状態のデータも取るなど、もう少し考えた方が良さそうです。
また、よくよく考えてみればコースの壁もそんなにしっかりと垂直というわけでもないので、リヤーローラーを説明書どおりに組み立てたところで、必ずしも2個同時に壁に当たっているとも限りません。
結論としては、「1%ぐらい、速くなるっぽい」としておこうと思います。
今日の一言二言三言
- MAシャーシのリアステーはローラー取り付けネジ穴が4つ。
- 実験は事前の計画がとても大事。
- 一応、下段リヤーローラーは前側に付けるが吉。
ちょっとすっきりとしない結果になりましたが、ひいき目に見てグラフの形からは速くなっているような気もします。そんなわけで、下段リヤーローラーは前側に取り付けることにします。
そういえばMSシャーシって、シャーシ前側パーツを「ノーズ」、シャーシ後部パーツを「テール」と呼ぶようですが、ローラーは「フロント」と「リヤー」でいいのかな?あ、そうだ、本当は「リア」って書きたいんですけど、タミヤのパーツ名称が「リヤー」となっているようなので、がんばって「リヤー」と書いています。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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