ミニ四駆の フロントローラー部分、ビス曲がり対策で組みなおし。ファーストトライパーツセットの組み方ってどうかな?
ミニ四駆のローラーやスタビヘッドを組むために長いビスを使うと、コースアウト時などに曲がってしまうことがよくあります。ファーストトライパーツセットの組み方を見ていたら、どうも説明どおりに組むとビスが曲がりやすいような気がしますので、組み替えてみました。
MAシャーシ ファーストトライパーツセットのフロントローラー&スタビの組み方
SiSO-Jr.1が購入したMAシャーシ ファーストトライパーツセットのフロント周りです。SiSO-Jr.1はブルーのプラローラーが良かったらしく、プラローラーだけはシューティングプラウドスターに元々付属しているプラローラーを使っています。
さて、先日、おもちゃ屋さんのコースを走らせていたところ、コースアウトしてビスが曲がってしまいました。改めてこの組み方を見ると、どうも納得が行かない感じの組み方です。
SiSO-Jr.1に組み立て説明書を探してきてもらい、改めて眺めてみるもSiSO-Jr.1の組み方に問題ありません。下から、2x25mm丸ビス、スプリングワッシャー、ローラー受け、13mmプラローラー、ナット、12mmスペーサー、スタビヘッドの順番で問題ありません。
ナットはスペーサーの上に入れたほうが曲がりにくくなるんじゃないのかな?
絵で書いても文書で書いてもなんだか説明が難しいのですが、まずスタビヘッドは樹脂製なので簡単に固定することができる反面、強度的には金属製ナットに劣ります。そのため、スタビヘッドにビスが曲がるような大きな力が加わった場合、変形してアルミ製のスペーサーが押し上げられ、ビスのみの強度で曲げの力に耐えることになります。
組み立て説明書どおりに組み立てると下記の左図のような構造になっており、横方向の力がかかると黄色いスタビヘッドが変形してしまいスペーサーの太さが強度に貢献しません。最悪、スタビヘッド内のネジ溝が崩れるかもしれません。
対して、上記の右図の場合、スタビヘッドに横方向から力がかかっても、スペーサーは金属製ナットで押さえられているのでずれません。そのため、直径4mmあるスペーサーも加えた強度で耐えることができます。
ということでSiSO-Jr.1、早速、組みなおし始めました。そろそろ手に合ういいドライバーを買ってあげようかな…。写真に写っているドライバーはちょっといいドライバーですが、ミニ四駆のネジに必要なのはもう1つ大きいドライバーなのかも。
ということで組み替え完了。これでスペーサーがガッチリと固定され、スタビポールとしての強度も上がっているはずです。
ところでSiSO-Jr.1のシューティングプラウドスター、ローラーの横にトラスビスが取り付けてあり、ワッシャーが上下するようになっています。これ、本人曰く「ミニミニ・マスダンパー」だそうです。
効果があるかどうかは不明ですが、いや重さから考えたら目に見えるような効果はなさそうですけど、こういうことを考えるのが楽しそうなので見守っています。キュートですね!
今日の一言二言三言
- ファーストトライパーツセットのフロントローラー周り、ナットをスペーサーの上にしたほうが吉?
ミニ四駆って、もともと改造要素盛りだくさんの遊びです。そんなわけでほぼほぼ自己責任でって話でしょうけど、ビスが曲がってお金出すのも自分ですから、よく考えて納得しながら進めたいものですね!
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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