ミニ四駆の白いMAシャーシって、他のABS製シャーシと比較すると粘りが少ないかも。たまたまなのかな?
小学4年生SiSO-Jr.1、無改造どノーマルミニ四駆で父に挑戦するつもりなのか、SiSOと同じサンダーショットMk.Ⅱレッドスペシャルを購入しました。でも、スロープ越えのジャンプでクラッシュ、シャーシにひびが入ってしまいました。何でかな?と考察中です。
白いMAシャーシがクール、ノーマルでも速そう!なサンダーショットMk.Ⅱ
SiSO-Jr.1も無改造でも速いミニ四駆を作ってみたくなった模様
SiSO-Jr.1、SiSOとノーマルモーターで張り合いたくなったのか、白いMAシャーシと赤い大径ハードバレルタイヤが美しい限定ミニ四駆、サンダーショット・レッドスペシャルを購入しました。
SiSO-Jr.1いわく、SiSOと同じように無改造どノーマルでミニ四駆ってどれくらいの速さで走れるのか試してみたくなったそうです。
ステッカー貼りは相変わらずだけどブレークインは丁寧にがんばる
まずはステッカー貼りからです…まだまだです。ステッカーの位置決めがイマイチなんです。ちょっとここはSiSOとしてもどうやって教えるべきか悩み中です。今度、ピンセットを使わせてみようかなぁ。
シャーシのブレークインも教えたとおりに頑張っています。これから全方位ブレークインです。
ホイールの取り付けだけはSiSOが手伝いました。SiSO-Jr.1の熱い思いの応えるべく、魂込めてホイールを真ん中に取り付けました。うまくど真ん中に入ってくれると、本当に気持ちいいですよね。
ぶれる場合は、一旦シャフトからホイールを抜き、六角シャフトの角度に合わせてずらして取り付けてみてください。3回も差しなおせばぶれないところが見つかると思います…なんていっているうちにひっくり返してブレークイン中です。
この後、モーターの高電圧ブレークインもこわごわですが頑張ってやり、なかなかいい仕上がりになったのではないかと思います。
そんなわけで我が家のサンダーショットMk.Ⅱは2台になりました。
クラッシュでシャーシにヒビ割れ…色によるABSの性質の違いを思い出す
スロープでコースアウトしたらシャーシにヒビ割れ
自宅でジャパンカップジュニアサーキットを広げている時間が取れないので(ちょっと収納場所から出してくるのに手間があって…改善しないとですね)、行きつけのホビーショップで軽くテスト走行しました。が、さすが入魂のミニ四駆、なかなかのスピードで周回、ノーマルモーターでもスロープのジャンプでコースアウトしてしまいました。
家に帰ってサンダーショットMk.Ⅱを見ていたSiSO-Jr.1、
「お父さん、なんかブチ割れてる~」
あ、確かに割れています。縦にピキっと。
裏からも確認してみました。上のほうからペキって逝っている感じです。
そんなにたくさんの経験はないのですが、今まででクラッシュしてシャーシが割れたのは初めてです。それどころかノーマルモーターの速度域です。もしかしたら、たまたま当たり所が悪かったのかもしれません。
かれこれ我が家には12台のミニ四駆があり(ブログ記事のほうがちょっと遅れているので掲載しきれていないのはご了承ください)、組み立て方教えたり手伝って触ってきているのですが、これは初めてです。しかもあまり走らせていない車体です。
あ、ネオファルコン、撮影するのを忘れてしまいました…。
子ども達は結構無茶させるので、ミニ四駆も激しくクラッシュすることがあります。
例えば、FRPワイドステーとか無しでちょっとハイパワーなモーター入れたりして、ガツーンとやっちゃったりとか。大体、ハイパワーなモーターを入れる、クラッシュする、しょうがないのでFRPワイドステーとかつける、という順番です。
そんなわけで、これまでも結構、派手にクラッシュさせたいたと思うんですけどね~。
実はちょっと気になることがあって、SiSOのサンダーショットMk.Ⅱも、ローラー用の穴が一部バカになってしまいました…か、なっていましたか、ちょっと判断が難しいところですが。
なんて説明したらいいのかな、初めてのビスねじ込みでそのままスルっとビスが回ってしまいました。初めてのミニ四駆って訳じゃないので、ここで改めて力加減をミスったとも思いがたいのですが…。
いやいや、SiSOが力みすぎた可能性もありますよね。また、製造時の金型精度(金型は1つじゃないでしょうから)とかの問題もあるかもしれません。
でもでも、やっぱり白いMAシャーシはノーマルカラーのシャーシよりも硬い気がします。で、ABSの場合、硬いと粘りが減ってくる傾向があります。
ABSって色によってちょっと特性が違う
ここまで、偶然性とか自分のミスの可能性も考えつつ、でもこの記事を書いたのは理由があります。以前、二足歩行ロボットの研究開発をしていた時に(趣味で)よくABSを扱っていました。Pカッターで切断したり、ヤスリがけしたり、NCフライスで削ってみたり、膨潤接着してみたり。
主に、ホワイト、ブラック、時々ナチュラルのABSを使っていたのですが、切ったり削ったりしている時の手ごたえ、色で全然違うのです。例えばヤスリで削ると、ホワイトが一番サラサラ、次にブラック、ナチュラルはネバネバっとする感じです。
ロボットのフレームに使っていたため、剛性はかなり気になるところで、柔らかいけどしなりやすいナチュラル、ちょっと硬くて剛性感はあるけどクラックが入りやすいホワイト、ナチュラルよりもホワイト寄りの特性があるブラックという感じです。
当時、販売元に軽く聞いてみたところ、染料によって若干特性が変わってくるのではないか?という話でした。
また、ABSは複数の材料から作られていますので、発色を良くするために配合比率が異なるのかもしれません。
恐らく使用されている染料によって違ってきますので、 白だからと言って硬くなるわけではありません。しかし、色が変わるということ=若干特性が変わるということは言えると思います。また、その特性が良いほうに働くこともあるでしょうし、逆もまたしかりでしょう。
白いMAシャーシはちょっと粘りが少なめなのではないかと考えています。そのため、標準色のMAシャーシと比較すると割れやすいのかも、とか、ネジ穴精度がちょっと悪いと粘りの無さからバカになりやすいのかも、と推測しています。
この先、シャーシを切ったりして加工することもあるでしょうから、その時、また改めて研究してみようかと思っています。
今日の一言二言三言
- 白いMAシャーシは、無改造どノーマルミニ四駆向きじゃないかも。
- すぐにFRPワイドステーを取り付けるほうが吉かも。
- 剛性抜きも慎重にやった方が吉かな。
今回、SiSO的にはマイナス方向でしたが、それぞれの特性を活かした走らせ方、改造コンセプトなどがあると思います。思い起こせば、アバンテMk.Ⅲジャパンカップ2015のシャーシは紺色ですが、あれもちょっと硬い気がします。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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