ミニ四駆のメタル軸受けにスライドダンパー用スプリングを差し込む方法。ちょっとしたコツがある模様。
スライドダンパー用スプリングの外径は、メタル軸受けの内側の直径よりもわずかに大きいため、スプリングを押し込むだけでは入ってくれません。でも、ちょっとしたコツで簡単に入ります。
可動部の半固定等に役立つスプリング
ミニ四駆用AOパーツのメタル軸受けとスライドダンパー用スプリングを組み合わせると、実車感のあるビジュアルでしびれちゃいますよね!
よく、アーム式のマスダンパーの可動する部分の連結パーツとして使ったり、サスペンションのスプリングを固定するために使われています。
前世紀ではかなりお世話になったメタル軸受けですが、こんなパーツの組み合わせはまったくもって思いつきませんでした。ビートマグナムのスプリング&ダンパー部分をこれに置き換えるだけで、ビジュアル性超アップ間違いなしです(実際に可動するかは別にして)。
意味もなくビスとスペーサーに取り付けてみたり。ショックアブソーバーはついていませんが、もろ、サスペンションの一部みたいですよね。
当時はスプリング単体で購入できなかった記憶がありますが、現在はAOパーツとして販売されています。
ちなみにメタル軸受けはかなり高性能な軸受けと言われており、前世紀でも、普通のボールベアリング(六角とか丸穴)よりもミニ四駆が速かったです。やっぱりリテーナー(ボールベアリングのボールとボールが擦れないよう、ボールの位置を保持するための部品)が無いと性能がでないんでしょうかね…。
メタル軸受けの難点は、やはり毎回グリスアップしないといけないことです。何度か書いていますが、ホイールはあまり外したくない部品の1つなので、グリスアップのたびに外すのは嫌だな、と。今、組んでいるミニ四駆は、なるべくメンテナンスフリーで簡単に組みあがるミニ四駆を目指す、ということで、丸穴ボールベアリングを使っています。
スプリングをメタル軸受に差し込むコツ「左に回す」こと
あまり需要のある話ではないような気がしますが、メタル軸受の内側部分は直径約5mm、スライドダンパー用スプリングの外径も約5mmということで、一見 押し込めば入りそうです。
でも、上からスプリングをグイっと押し込んでも入りません。実はメタル軸受けの内径、0.2mmほどスプリングより小さいためです。
スプリングは弾力があるので、さらに大きな力で押し込めば入るかもしれませんが、もっとうまい方法があります。スプリングは針金を巻いたものです。このスプリングは左巻きになっていますので、左にねじると細くなり、右にねじると太くなります。
そこで、スプリングにメタル軸受けを押し付けながらクイっと左にねじると…。
お、スプリングがきれいにメタル軸受けの中に入りました!しかも、スプリングが一旦細くなってからメタル軸受けの中に入り、ねじる力を緩めるともとにサイズに戻るため、組み合わせた状態を維持してくれます。
いやー、意味もなくミニ四駆のそばに並べてしまいますが、かっこいいパーツです。うーん、何かに使いたい…と、アプローチが逆転して妄想中です。
今日の一言二言三言
- スプリングはねじると太さが変わる。
他の人のパーツ写真を見ていても、「このパーツ、かっこいいよなぁ。」なんて思っていましたが、いざ作ってみると、メタル軸受けの輝きもあってビシビシっとしびれちゃう部品ですよね。可動機構をちょっと考えていたので、そこに使ってみようかな。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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