深度合成機能付きのデジカメでミニ四駆を撮影すると、手前から奥までくっきり!
最近使っているデジカメは、OLYMPUSのTG-5というデジカメです。このデジカメには「深度合成」という機能があり、マクロ撮影でも、手前から奥までピントの合った写真を撮影してくれます。
ミニ四駆の写真撮影、奥がぼける
ミニ四駆は全長160mm程度の小さなものです。ちょっとカメラをかじった(あ、趣味でたしなむ、という意味ですけど)方ならご存知かと思いますが、特に小さな被写体を近接撮影(マクロ撮影)すると、ピントの合っているように見える範囲がとても狭くなります。
「被写界深度が浅い」という状態なのですが、簡単には、「手前にピントを合わせると、後ろがぼけてしまう」という現象です。アイドル写真集なんかで、人物のピントはくっきり、背景はボケボケみたいな写真がありますが、あれと同じです。
で、小さなものをマクロ撮影すると、コンデジのレンズぐらいでも顕著に現れます。
この写真は、ごくごく普通にマクロ撮影したもので、ピントは手前のローラー付近に合わせています。あ、今回のネタは写真の話なので、リサイズ、切り抜き以外の写真編集は無しで掲載しています。
この写真をよく見ると、フロント付近はピントが合っているのに、リヤローラー付近はボケボケになっているのがわかりますでしょうか?ちょっと拡大してみます(正確には縮小せず、600×400で切り抜き)。まずはフロント付近です。
続いて、リヤローラー付近です。かなりボケています。
もちろん、個々の趣味で、「後ろがぼけてくれた方が、前後の距離感があっていい!」というのもありです。でも、背景はボケても、被写体そのものはボケてほしくないことの方が多いと思います。
そこで、「深度合成機能」が付いたデジカメで撮影すると、なんと、手前と奥側、両方ともピントが合った写真を撮影することができます。
深度合成機能付きのデジカメで撮影してみると!(TG-5使用)
今年、デジカメを新調しました。OLYMPUSのTG-5というコンパクトデジタルカメラで、15m防水のタフなデジカメです。時々、調理中の写真を撮ることがあり、濡れた手で触っても大丈夫、油で汚れても丸洗い可能ということで購入しました。
タフさが売りのTG-5ですが、写りの方もなかなかです。レンズが明るく、薄暗い状況でもきれいな色で撮影できます。
このデジカメには、「深度合成機能」が付いています。
この機能は、ピントをずらした写真を連続で何枚も撮影し、全域にピントが合った写真を合成してくれるのです。使っている感じでは、ピントを合わせた場所から奥側に10枚分ぐらいピント位置をずらしながら撮影しているようです。
というわけで早速撮影してみたいと思います。TG-5のモードダイヤルを顕微鏡(マクロ撮影)に合わせます。
そして「深度合成」をボタンで選びます。「三脚の使用をお勧めします。」とのことで、複数枚撮影して合成する都合上、カメラを固定した方がベターですが、手持ちでも割とうまく合成してくれます…って、すごいですよね。
撮影すると、「ツカカカカ…」という軽快な連続撮影音と、ピントの合っている位置がずれていく写真がリアルタイムにディスプレイに表示されていき…この瞬間に表示されている画像を見る限り、本当にうまく合成できるの?と思っちゃいますけど…パシっと合成された結果がこちらです。
わお、テクノロジーってすごいですね~。デジカメ単体でこんな合成ができてしまうとは…。それでは細かいところをチェックしてみましょう。まずはフロント付近です。
続いてリヤローラー付近です。うわ、すごいですね、くっきり写っています。よく観察してみると、ちょっとエッジの効いている部分の方がきれいに合成されていますね。
というわけで、ミニ四駆撮影用に深度合成機能付きカメラはどうでしょう?
今日の一言二言三言
- 深度合成機能があれば、手前から奥までくっきり撮影。
今まで使っていたデジカメには付いていなかった機能ということもあり、技術の進歩を感じてクラクラしてしまいます。パソコンとか、もっと処理能力のあるデバイスで合成できるならまだしも、デジカメ単体でこんな合成ができちゃうとは…。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
でも、お高いんでしょう?と価格をみたら安売りJCJC3セット分(´Д`)オーゥ そのうちコンデジを買わないとなぁ・・・な状況ですが手が出ませんなぁ