子ども達がミニ四駆研究するのにちょうどいいね!タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆超速チューンナップ入門と超速ドレスアップ入門
インターネットで検索すればいろいろな情報が得られますが、そうはいって知りたい情報がまとまっている書籍は便利なものです。また、まだネット検索に慣れていない子供たちが読むにはうってつけの情報源ですよね。
ミニ四駆公認競技会規則を読んでみたり
ミニ四駆の公認協議会に出る予定があるわけではないのですが、恐らく近所でミニ四駆大会があれば公認協議会規則がベースになるでしょうし、あまりえげつない改造(以前は「外道マシン」なんて呼んでたっけ)に走るのもどうかと思うので、ミニ四駆公認協議会規則を読んでみました。
以前と特に変わった?と思ったのは以下の3点ぐらいかな。
- ダッシュ系のハイパワーなモータが使えること
- 部品の加工は、原形が特定できること
- タイヤ表面の材質変更は認められなこと
また、当時はマスダンパーなんていうパーツは存在しなかったので、マスダンパー関係の規則が新鮮に感じます。
タイヤ表面の材質変更…そうか、今はダメなんですね。レストンスポンジタイヤってすごく削りやすいのですが、見ためは普通に見えるように溝を入れて接地面積を減らし、さらに表面にプラモデル用の接着剤を塗ってグリップを落とすという改造をよくしていました。チューンモーターぐらいまでだと、特にフロントはグリップが無い方が速度が落ちずに速く走ってくれます。
ミニ四駆超速チューンナップ入門は特に子どもにオススメ
さてさてタイトルの「タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆超速チューンナップ入門」の話ですが、これは子ども向けにいいですね!
各シャーシの特徴やグレードアップパーツによるセッティング例、また、全部ではありませんが各グレードアップパーツのスペックなどが事細かに乗っています。マスダンパーの重さなんかは役に立ちます。
また、付録で付いている簡易車検ゲージ、なかなかいいです。
まだチューンナップはしていないのでお世話になるのはこれからですが、FRPプレートやガイドローラーを組んでみてざっくりチェックするには良さそうです。
厚みが1mmになっていて最低地上高のチェックができるようになっているというのもなかなかです。
それにしてもシャーシのブレークインについてまで書いてあるのはちょっと驚きました(「タミヤ公式ガイドブック」なのにミニ四駆キットの組み立て説明書と違うんだけどいいのかな?)。
ちなみに我が家はスーパーTZ時代の経験から、「1分完全グリス無しで全開、軸受けだけグリスアップして全開で3分を2セット」みたいな感じでやっています。この先どんどんはまっていったら最新のシャーシで細かなデータを取るかも。
書籍に書かれている情報そのものはインターネットで集めようと思えば集められるものがほとんどですが、集約されているというのは子どもにミニ四駆のセッティングってこんなもんだよ、と研究してもらうにはとても都合がいいです。また、写真が多いのもわかりやすくていいですよね。
回転しないマスダンパーウエイトの取り付け位置
読んでいて、あ、そうか!と思ったことが1つあります。それは、マスダンパーウエイトの取り付け位置です。ミニ四駆公認協議会規則を読んでいて、「回転するマスダンパーウエイトの取り付け位置は、ウエイト全体が前後ガイドローラーの中心軸を結んだ線より内側に収まるものとします。」と書いてあったため、「ああ、マスダンパーのウエイトは前後ガイドローラー軸より内側に収めるんだ」と理解していたのですが、「回転する」マスダンパーウエイトだけが対象だったんですね、なるほど。
ミニ四駆超速ドレスアップ入門もなかなか参考になる情報あり
で、なんだかんだということで「ミニ四駆超速ドレスアップ入門」も読んでたりするのですが(こちらは借り物)、みなさん、実に美しい改造をされています。SiSO的にはフェスタジョーヌなどの実車っぽいデザインのミニ四駆をカスタマイズしているところにビシビシきちゃうかな。ドアをガルウィングにしたりとかって、すごすぎです。
さすが書籍のタイトルに「超速」と売ってあるだけあり?外観ばかりでなく、こちらにもなかなか興味深い情報がありました。それは、「内臓マスダンパー」です。
へー、なるほど、マスダンパー、こんな載せ方もあるんですね。いろいろなアイデアすごいなぁ。こういう情報はポップ(ひっぱり出す方…自分でインターネットで検索する事)ではなかなか見つけられないので、書籍の良さを感じますね、フムフム。
今日の一言二言三言
まとまった 情報プッシュ してくれる
書籍もなかなか いいものだよね
書籍を読むこと自体は自分から読みに行くわけなので「ポップ」とも言えますが、情報の粒度がそろった状態で知らない情報も一緒に運ばれてくるので、情報の質的にはプッシュかなと思います。
インターネットで検索するのは、有効なキーワードを見つけないと徒労に終わることも多いです。また、他にも面白いことがたくさんあるので、ついつい寄り道してしまって本体を忘れてしまったり。
子どもたち向けにはこういった書籍の方が何かとありがたいです。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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