ロングノーズなミニ四駆のFRPステーのデザイン試行錯誤中。なんだかアートな作例集状態。
ロングノーズなステー構造をあれこれ検討中で、実際に組み替えながらいろいろ考えてみています。剛性のことを考えると、あまり長いスペーサは使いたくないですし、テコの原理などで大きく力がかかってしまう場所を作るのも問題があります。というわけで楽しく悩み中です。
フロントを伸ばせば強度も気になるよね
基本的なFRPステーとしては、フロント底面に剛性確保のため「15372 FRP サブプレートセット」、ロングノーズな構造を実現するために、シャーシのフロント部分から「15451 ARシャーシ FRP フロントワイドステー」を加工したものをベースに、「15193 FRPマルチ補強プレート」を半分にしたステーを使っています。
これに、「15193 FRPマルチ補強プレート」、「15394 FRPマルチワイドステー」、「15357 ミニ四駆PRO FRPワイドプレートセット」などを加えてロングノーズなフロントを構成します。
で、勢いで組んでみたのがこれです。19mmローラーを使っているので、クラッシュ時の破損防止対策でガードすることも意識しています。
2枚ずらして取り付けた鎧のようなマルチワイドステーが特徴的なビジュアルですが、よく考えると、この先、アンダープレート代わりのステーを下に付けるとか、「上りスロープ後下りスロープでジャンプ、またすぐに上りスロープではじかれるコース構成(長いのでUDUスロープとします。)」対策を考えると、どこかがボキっと行ってしまいそうです。
そんなわけで、もうちょっと水平な一本線上に並んだ構造を考えることにしました。
2分割のワイドプレートがワイルドな「ワイワイノーズ」
あ、名前は適当です。便宜上、仮名をつけています。特徴としては、ワイドプレートを使って2分割されているイメージとともに、ローラーの上下をFRPステーで固定しているところです。また、ポールはちょっと位置が後ろに下がってしまいましたが、ローラーと同じマルチワイドステー上に固定しています。
※アンダーガード用ステーは3月発売の皿ビスを使うか2枚重ねでビス頭は出ないようにする予定です。
マルチ補助プレートは真ん中の3個穴の両サイド2つで固定しており、フォーミュラーマシンの細いノーズの下にスポイラーが付いているようなイメージでかっこいいです!でもテコの原理でガシガシとビスに負担がかかりそうで、すぐに緩んでしまいそうなところが難点です。
一見、ローラーのビス位置とマルチ補助プレートの穴が合っているように見えますが、結構ずれていて、一緒に固定することは無加工ではできません。
マルチワイドステーの下にマルチ補助プレートで「ワイマルノーズ」
続いて、マルチワイドステーの下にマルチ補助プレートをアンダーガード代わりに取り付けてみました。下にちょっと突き出したように見えるマルチ補助プレートがエアロ感を出しまくっています。
※アンダーガード用ステーは3月発売の皿ビスを使うか2枚重ねでビス頭は出ないようにする予定です。
実際にはエアロ感と言うよりは、コースの高低変化時の坂道でマルチ補助プレートが早い段階でコースに当たり、車体を軽く減速させつつ傾きを安定させるとか、そんな効能がある…のかも。
この地面スレスレ部分が先端に出ている感じは、なかなかいいですね~。UDUスロープ突っ込み対策は無視するとか、違う方法で対策するアイデアがあればいい感じです。
「ワイマルノーズ・ゴムチューブ仕様」
先ほどのマルチワイドステーの下にマルチ補助プレートを取り付ける「ワイマルノーズ」に、UDUスロープ対策のゴムチューブを被せてみました。
※アンダーガード用ステーは3月発売の皿ビスを使うか2枚重ねでビス頭は出ないようにする予定です。
ゴムチューブは「ボールスタビキャップに付いていたやつだったかな。マルチワイドステーだとちょっとステーが太すぎる感じがしますが、大人の力なら苦労することなく通ります。
アンダーガードの位置をちょっと失敗したようです。
マルチワイドステーとマルチ補助プレートの両方がコース底面に当たる角度を想定し、ちょっと車体を傾けてみるとこんな角度に…。スロープの坂部分に対してなので、実コースでは水平に対する角度はもっと小さくなりますが、恐らく、こんな角度で突っ込むこともないでしょうし、この角度なら前転しそうです。
まあ、まだ調整できるところはあるので、このデザインを採用する気になったらもうちょっと高さ調整などをしてみようと思います。
「ワイマルノーズ・ゴムチューブ+奥アンダーガード仕様」
なんか名前がだんだん適当になってきましたが、アンダーガード用のマルチ補助プレート取り付け位置を後ろに下げてみました。そんなわけで、先ほどとそれほどビジュアルに差はありません。いや、この角度で撮影すると全くないですね…写真撮影、ちょっと失敗です。
※アンダーガード用ステーは3月発売の皿ビスを使うか2枚重ねでビス頭は出ないようにする予定です。
マルチ補助プレートは、ロングノーズの土台となっているARシャーシFRP フロントワイドステーに取り付け、6.7mmと3mmのアルミスペーサで取り付け位置を決めています。
コース当たり角度もこんなもんで、スロープの上り坂部分よりも少しきつめ、理想的です(脳内妄想ですけど)。
でも、アルミスペーサ、だいぶ長いのでネジが緩みそうですよね。もうちょっと短くできないかな。
「ワイワイノーズ・奥アンダーガード仕様」
ワイドプレートの2分割された見た目が魅力的なので、またワイドプレートに戻ってきました。ゴムチューブは省略していますが、ワイドプレートは、マルチワイドステーよりも楽にゴムチューブを通すことができます。
まずは先ほど取り上げた話で、アンダーガード代わりのマルチ補助プレートを取り付けるときのアルミスペーサがなるべく短くなるように、土台部分の上下を入れ替えました。
後は今まで同じように一部、アルミスペーサやビスの長さを考えながら組み立ててみました。
※アンダーガード用ステーは3月発売の皿ビスを使うか2枚重ねでビス頭は出ないようにする予定です。
このように、マルチ補助プレートの位置決めをしているアルミスペーサは、6.7mm+1.5mmとなり、1.5mmだけですが短くなっています。
でも、基本構造を構成しているビスとアンダーガードを共締めするのはまずいかも…。
あれ?シャーシに歪みが発生…FRPステーの取り付けのせい?
というわけでだいぶコンセプトも固まってきて満足!なんて思っていたら、なんとなくガタガタする感触があります。シャーシがちょっと歪んでしまったみたいです。
うーむ、恐らくですが、FRPステーを取り付けているうちに力の偏りが発生し、シャーシに歪みが出たのではないかと思われます。たくさんFRPステーを使うときは、ビスの締め付けをする時もまんべんなく、歪みが出ないように組まないといけないですね、失敗失敗。
というわけで、これからフロント周りを分解して歪んだ場所の特定と修正、組み直しをしようと思います。
今日の一言二言三言
- FRPステーを取り付けるときはシャーシを歪ませないよう注意。
そろそろ、六角スパナじゃなくてボックスも欲しくなってきました。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
なかなかイカツイ感じになってきましたねぇ。フロントアンダーに入るなら15458 ARシャーシ ブレーキセットなどはどうですか?あれは無加工でもネジ頭がでない構造ですよ。(プラで軽いですし)
ボックスドライバーが欲しくなりましたか。おすすめは74131 ミニ四駆ドライバーセットPROです。以前の74088 ボックスドライバーから若干改良されて、ピローボールの締め込みが可能になってます。
(`・ω・)b