ミニ四駆のMS軽量センターシャーシのゆがみチェックと修正。ドライヤーで追加修正したらちょっと失敗。

MSシャーシっていい感じの平らなところが無くて、シャーシのゆがみチェックすら難しい感じですが、軽量センターシャーシのほうは前後ユニットを外せばチェックできました。お湯で修正を試みたのですが…。
MS軽量センターシャーシのゆがみチェック方法
アストラルスターに標準装備されている、軽量センターシャーシ(MSシャーシ)です。相変わらず出張多く、家族イベント多く、夜中に時間があってもモーターをギュンギュン回すわけにもいかず、のんびり眺めたりしています。

さて、本日のお題は「MSシャーシのゆがみチェック」です。MSシャーシの底面には一か所、ポコンと飛び出た部分(電源スイッチの軸が入る部分)があり、ここがシャーシのゆがみチェックに大変邪魔なわけですが、軽量センターシャーシのほうはどうでしょう?

こういうゆがみのチェックをするときは、鏡の上に載せて行うのがベストですが、たまたまスキャナのガラスが家にあったので、それで代用しています。スキャナのガラスもミニ四駆程度のサイズ向けならばなかなかの精度です。
うーん、どうもパーツ名の刻印(飛び出しているほうだから刻印とは言わないかな?)が邪魔で、シャーシが面で当たってくれないようです。

というわけで、フロントユニットとリヤユニットを取り外します。

お、これならいいかもしれません。

このあたりを指で押すと、いい感じでゆがみを確認することができます。

ふーむ、左前が少し浮いているようです。

温泉療法(熱湯だけど)のシャーシゆがみ修正はABSでは効能イマイチ?
MAシャーシで、丁寧にゆがみ修正をしたミニ四駆は、丁寧なブレークインに匹敵する?(かもしれない)という結果を得ているので、ここは1つ、温泉療法でしっかりとシャーシのゆがみ修正をやってみます。
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ミニ四駆シャーシの歪み取り方法、熱湯でリラックスしてドライヤーで仕上げてバッチリ!ってお風呂かいな? 2016/05/15 |
というわけでお湯を沸かします。最近は新しいのを作っていませんが、自作のアルコールストーブです。なかなかの燃焼効率を誇ります。

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アルコールストーブ | SiSO-LAB.NET アルミ缶で作る自作アルコールストーブの記事一覧です。アルコールストーブの作り方から調理例までいろいろあります。 |
ぐつぐつとお湯が沸いてきましたよ!

ダバァ~っとシャーシを漬け込みます。いつも思うのですが、この樹脂製ケース、熱いお湯を入れるとふにゃぁ~っと少し変形します。でも、使い終わって乾かしていると、知らない間に元の形状に戻るんです。樹脂の不思議です。

ではフタをして待つこと1時間。

もう、指で触っても大丈夫なぐらいまで温度が下がっています。

お風呂上りがセクシーです。

タオルでパフパフと水気を取ります。

さて、湯上りですっきりしたところ。ゆがみ修正結果はどうでしょう?

うーん、MAシャーシのような「お、半分ぐらいは直ったぜ!」というほどの感触はありませんでした。センターシャーシ部分のみで長さがあまりないので、温泉療法の効果が低いのかも。

ドライヤーで追加修正してみる…ちょっと失敗
それでは、ドライヤーで温めて修正してみようと思います。

バホォ~っと温めながら、修正したい方向に力を加えます。この写真を見ただけで何を「失敗」したかわかってしまう皆さん、さすが、ミニ四駆の先輩です!

この時点ではSiSO自身、ミスに気が付いていません。

あれ?

フロントユニットを取り付ける部分がゆがんでしまいました。シャーシをねじるときは、どこに力を入れるべきか、また、不要な部分に手が当たらないようにするなどの配慮が必要でした。特にMSシャーシ、フロント・リヤユニットの結合部分が薄いので、要注意です。

というわけで、のんびり修正します。なんだか修正しているのかひどくしているのかわからなくなってきました。治具があればいいんでしょうけど、まあ、金尺を当てて目分量で調整していきます。

ま、こんなもんかな?

フロントユニットをはめて確認。浮いているところもありませんし、バチンと爪部分を押さえれば、スムーズにフロントユニットが抜けるようになったので(さっきは抜けませんでした)良しとします。

いやいや、ちょっと焦りました。ほんとほんと。熱による修正は慎重にやらないといけないですね~。
今日の一言二言三言
- ミニ四駆のシャーシはドライヤー熱で曲げられる。
今回わかったことは、ドライヤーで簡単にシャーシを変形させることができるということです。以前、MAシャーシの修正をしたときは、MAシャーシが一体構造ということもあり、あまり意識しませんでしたが、MSシャーシは3分割で1つずつが小さく、ドライヤー熱加工もやりやすいように思います。
手で適当に変形させれば適当な結果しか出ませんが、例えば、FRPステーなどでしっかりと寸法決めした状態で固定し、そこにドライヤーで熱を加えると、スラスト角調整など、シャーシだけでできちゃったりするのかもしれません。
役立つナレッジかどうかはわかりませんが、失敗したなりに何か得た気持ちになりたいので、そういうことにしておこうかと。
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