ミニ四駆のブレーキ、フロント下に高さ調整可能なブレーキをジョーダンブレーキ風に取り付けてみる。

   2017/09/01

TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。
ガツンと短時間効力を発するブレーキがいいかな?と思って、MSシャーシのフロントバンパーの下あたりにブレーキを取り付けてみました。高さ調整の仕組みを入れてみたのですが、うーん、中径ホイールでは目いっぱい上にした状態しか使えないような…。

調整可能なフロントブレーキを考えてみる

最近知ったミニ四駆のブレーキタイプに、「ジョーダンブレーキ」と言うのがありますが、摩擦係数の高いブレーキ素材(タイヤを加工したものなど)を、フロントに配置して「ギュッ!」と効かせるのをジョーダンブレーキと言うそうです。

バスケットボールで、ほら、バスケシューズがキュッキュッと鳴りながら、選手たちがすごい勢いで方向を変えたり止まったりしますが、あれに由来しているようです。で、さらに進化系?で、「レーンチェンジのスロープではブレーキが効くけど、バンクのスロープでは効かない」という絶妙な位置に取り付けるそうです。

ブレーキは、ガツンっと一瞬効くようなものがいいかな?と思っていたので、簡単な作り方が無いかあれこれ考えていたのですが、なかなかいい取り付け場所が見つかりません。

結局、ジョーダンブレーキとして効果があるか微妙ですが、MSシャーシのフロントバンパー下にFRPマルチ補強プレートと、15385 ボールスタビキャップ等に付属しているゴムチューブを使って取り付けてみました。…が、ジョーダンブレーキ以前に、最低地上高1mmを軽く切ってしまう結果に。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。

この、ボヨンとなっているゴムチューブの輪っかをなんとかしてやればいのですが、今後のメンテナンス性も考慮して、まずは素直にブレーキスポンジを貼ってみることにしました。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。

ブレーキは、なるべく短い時間でガツンと効く方がいいかな?と思い、15441 ブレーキスポンジセットから、一番摩擦係数の高い、グレーのスポンジを使うことにしました。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。FRPマルチ補強プレートにブレーキスポンジ。

15441 ブレーキスポンジセットは、3種類のブレーキスポンジとFRPマルチ補強プレートが入っていますが、ばら売りしてくれないかな?なんてちょっと思います。だって、ミニ四駆用グレードアップパーツとしては、結構なお値段の部類になりますので。その割に全部使わないと言いますか…。

15441 ブレーキスポンジセット/ミニ四駆グレードアップパーツ

ブレーキスポンジをうまく切る方法はカッターで押し切るのが吉?

それではグレーのブレーキスポンジをカッターで切っていきます。切り方はカッターの刃を引いて切るよりも、刃をスポンジに押し込むようにして、押し切る方がきれいに切れるようです。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。FRPマルチ補強プレートにブレーキスポンジ。

FRPマルチ補強プレートに貼ります。貼る前に、FRPマルチ補強プレートの方は汚れをきれいに拭きとってあります。今回はパーツクリーナーを使って拭き取りました。汚れや油っけが残っていると両面テープがはがれやすくなります。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。FRPマルチ補強プレートにブレーキスポンジ。

後は長さを切りそろえます。カッターで押し切るように切ったので、切り口もきれいです。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。FRPマルチ補強プレートにブレーキスポンジ。

両側にブレーキスポンジ貼り付け完了です。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。FRPマルチ補強プレートにブレーキスポンジ。

後は、重しがわりのパーツケースを乗せて24時間放置です。両面テープの接着力がグッと向上します。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。貼り付け後、重しを乗せてしばし放置で接着力強化。

このFRPマルチ補強プレートは、皿ビス用にザグリ穴加工がしてありますので、皿ビスを入れるとFRPマルチ補強プレートと面一になるようになっています。これならコースを傷つけることもないでしょう。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。

で、これをフロントバンパーの下に取り付けます。他にうまく取り付けられる場所がないか考えてみたのですが、FRPマルチ補強プレートに追加の穴あけ加工無しで取り付けようと思うと、ここしかありませんでした。もうちょっと後ろが理想的です。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。

ブレーキスポンジの高さ調整がビスの回し具合で調整できるようにしてありますが、車高が低すぎてほとんど意味がありませんでした。心の予定では、ビスを回すことでブレーキスポンジをさらに低い位置に移動、フロントバンパーとFRPマルチ補強プレートの間に入れてあるナットで固定、と目論んでいました。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。

でも、実際にはブレーキスポンジを一番上にした状態で、レーンチェンジのスロープを登らせてみると、このあたりでブレーキスポンジがコースに触れ始めます。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。

そして、ブレーキスポンジがコースから離れるのがこのあたり。
TOYz BAR☆ミニ四駆、調整可能なフロントブレーキ。

妄想では、ブレーキ量ゼロから調整できるように、だったのですが…まあ、まずはこれで行ってみることにします。

 

今日の一言二言三言

 

  • 両面テープを貼る前に掃除が大事。

 

接着もそうですが、両面テープを貼る前に、材料の表面をきれいにしておくことで固定力がグッとアップします。特に、樹脂部品ってうっすらと油分が表面に残っていることが多いため、これをきれいに除去することが大事です。パーツクリーナーなどで脱脂してしまうのが一番ですが、布できれいに拭くだけでも効果があります。

フロントブレーキの高さ調整は、スロープコースが家にないのでお店のコースへ走らせに行ったときに調整しようと思います。もし、もっと上にあげなくちゃいけなくなったら、ナットはあきらめてワッシャで調整しようかな。

 

ミニ四駆カテゴリのタグ解説

子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。
タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。
  • 子供ミニ四駆 小学3年生と年長さん(2016.01現在)のSiSO-Jr.1とSiSO-Jr.2のミニ四駆活動記録です。特に幼稚園児のSiSO-Jr.2がどれくらいできるのかというあたりは他の親御さんの参考になるかも。
  • 調律ミニ四駆 手軽に入手可能な道具と簡単な工作レベルで作った素組みミニ四駆(ノーマルモーター、追加パーツ無し、ほぼ改造無し)はどれくらい速くなるかな?と大げさに研究中。
  • 妄想ミニ四駆 ミニ四駆について考察をするふりをしながら妄想にふけっています。でも、もっともらしい説明がされている有用かもしれないっぽい情報もあるかもしれません。
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コメント一覧

  1. kiiroinya より:

    fm-aシャーシ標準搭載のスキッドバーっぽい

    • SiSO より:

      kiiroinyaさん>
      そういえば、FM-Aシャーシ、もうすぐ発売ですね!

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