Giri RPMチェッカー、ミニ四駆のモーター回転数をiPhoneと無料アプリで計測。道具要らずで超便利!
iPhoneを使ってモーターの回転数を計測できるアプリがあるんですね!マイクでモーターの音を集音して解析しているようです。安定性や追従性はもう一声ですが、お手軽で便利です。
ミニ四駆モーターの無負荷回転数は大切なバロメータ
ミニ四駆の性能を決める重要な要素の1つにモーターがあります。ミニ四駆用のモーターにはいろいろな種類があり、それぞれ特性がありますが、元々の当たり外れがあったり、ブレークインの方法や使用し始めてからの育て方で性能が変わってきます。
概ね、同じ種類のモーターであれば無負荷で回した時に回転数が高い方が性能が良いことが多いようです。ブラシがだんだん削れて接触面積が最大=もっとも電気が流れやすい状態になり、その後、ブラシが壊れて動かなくなります(これについては、また図解します)。
そんなわけでモーターの回転数は非常に気になるわけですが、ミニ四駆スピードチェッカーではギヤなどミニ四駆そのものの状態も含まれてしまうため、結果が少々難解になります。そんなわけで、モーターの無負荷回転数が手軽に計測できるのであればそれに越したことはありません。
Giri -The RPM Checker-
ちょっと調べてみたら今はアプリでモーターの回転数を計測できるんですね!ちょっとびっくりです。使ってみたのは「Giri -The RPM Checker-」というアプリです。iOS用アプリ、Android用アプリ両方ともリリースされています。
使っているのはiOS用です。iPhoneは愛用のiPhone 4sです。古いですが大好きなデザインのiPhoneで、まだまだ現役使用中です。ちょっと評価低いアプリですが、我が家ではとても重宝させて頂いています。というわけで、まずはインストールです。
アイコンはタコメーター風のデザインです。
あとはミニ四駆にモーター、電池ターミナル、スイッチ、そして電池をセットしてギューンとモーターだけ回せば、回転数を計測してくれます。手軽ですね!これからアバンテMk.ⅢJC2015エディションを組み立てるところなのですが、ちょっとモーター周りだけ先に組み立ててみました。
両軸(ダブルシャフト)の新品ノーマルモーターを、3.0Vジャストで回してみた結果です。約15,400rpm(1分間に1万5400回転)でした。
ピニオンギヤは取り付けた状態で計測しています。これは、今後、モーターの状態を確認するために無負荷回転巣を計測する場合、ピニオンギヤを取り付けた状態で行うことになるためです。
計測結果ですが、すごいピッタリ回転数が出るというものでもなく、いきなり0になってみたり、モーター回転音が実際にちょっと上がって回転す表示が上がったりすることがあります。
まあ何はともあれ、これで手軽にモーターの状態を確認することができます。MAシャーシなら、ギヤカバーをチョイと外してカウンターギヤを外すだけで計測することができます。
ミニ四駆試験電源装置
紹介が遅れましたが、先ほどのワニ口クリップの先には、今回のために新規開発した(いや、まあ組み合わせただけですけど)「ミニ四駆試験電源装置」を使用しています。中身はぶっちゃけ普通の可変直流電源キットと直流電源です。下側のALINCOのDM-330MVは、最大32Aの電流を流すことができる強力な直流電源です。SiSO-LABは冗談まじりの架空研究所ですが「LAB(研究所)」を名乗っているので、一応、こういう機器はいろいろと持っています。
あ、上に乗っかっている可変直流電源キットの製作記は以下の記事になります。ケース(というかパネルと言うかフレームと言うか…)の製作にちょっと泣かされました。
- 久々に電子工作でハンダ付け、さらに秋月電子通商でお買い物。ミニ四駆実験キット開発開始。
- 秋月電子で購入したデジタルメータDE-2645-02を試験的にミニ四駆に接続してみたよ。何かの起動シーンみたい。
- 秋月電子で購入したDC1V~15V最大8A可変スイッチング電源キットK-06969の組み立て
- 秋月電子の可変スイッチング電源キットK-06969とデジタルメータDE-2645-02のケース製作。
- 再挑戦!秋月電子の可変スイッチング電源キットK-06969とデジタルメータDE-2645-02のケース製作。
それではDM-330MVのスイッチをオンします。
続いてミニ四駆試験電源装置のスイッチもオンにしますよ、ドキドキ。
出力電圧を3.0Vにセットします。
ワニグチプラグでミニ四駆と接続します。今度はSiSO-Jr.2と交換したネオファルコンを使います。この車体はノーマルモーターがセットしてあります。おお、回る回る、楽しい~!
おっと、今日はモーターの無負荷回転数の話でした。改めてカウンターギヤを外してギュイーンっと。お、出ました。約18,000rpmです。ネオファルコン、これといってモーターのブレークインはしていませんが、走りこんでいますのでモーターがいい感じで成長しているようです。
さてさて、ノーマルモーターって、ブレークインを丁寧にやったらどれくらいまで無負荷回転数上がるでしょうね?これからいろいろとやってみようと思います。
今日の一言二言三言
デジタルで 数字がパラパラ 楽しいな
スマホもいいけど 専用品もね
スマートフォンでアプリをインストールすることで、いろいろな計測ができるようになるのはとても便利ですね!でも、それぞれの専用品を使うのもなかなか味わいがあって良いかな、と思います。ほら、ジェット機でも昔はたくさん計器が並んでいましたが、新型になるとディスプレイにまとめられていますよね。
きっと新型の方が便利なのでしょうけど、味わい深さ?で言えば計器がたくさん並んでいる方がいいかな~。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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