ミニ四駆の前後重量配分を測定する方法。スケール1つでも測定できるよ。
ミニ四駆のフロント荷重、リヤ荷重はハカリが2台、同じ高さに設置できれば簡単に知ることができます。ハカリ1台でも、ミニ四駆を水平にしてあげれば簡易な測定をすることができます。
前後重量配分を測定するときは車体が水平になるように
実車だと、フロントが重いとステアリングがどうのこうの、リヤが重いと加速時に云々カンヌンなんて話を聞きますが、ミニ四駆の場合どうなんでしょうね?ミニ四駆の前後重量配分、どれくらいがベストかさておき、ちょっと訳あって測定してみることにしました。
測定は、スケールが2台あれば簡単に測定することができます。というわけでいきなりですが、ポンっと乗せてみます。
ふむ、フロントが87g、リヤが60gですね。見た目通り、なかなかフロントヘビーです。
一応、全体の重量も測ってみました。147gということで、前後重量の合計と一致するので測定に問題は無さそうでs。
簡単にスケールを同じ高さに並べる方法
重量測定時にミニ四駆を水平にするということは、スケールを同じ高さにする必要があります。同じスケールが2つあれば簡単に解決しますが、さすがに同じスケール2つあるよ、という家は少ないと思います。我が家も同じです。
というわけで高さの微調整に役立つグッズを紹介します。某書店文房具コーナーで商品入れ替えのためにたたき売りしていたスケッチブックです。100均で売っているものでも問題ありません。
スケッチブックで使われている紙は厚みがあるので、ページ数で厚みを調整することができます。
こんな感じでパラパラっと広げてページ数を増減しながら高さを調整することができます。
これが普通のノートだと、紙が薄いため調整精度を上げれるという利点もありますが、ちょっと大変です。スケッチブックぐらいがほどよいです。実は空き缶からアルコールストーブを自作するときの、カッターの刃を当てる高さ調整にも使っています。
車体を水平にすればスケール1つでも前後重量測定可能
先に、「車体を水平にして」と言う話を書きましたが、車体を水平にさえすれば、スケール1つでも前後重量を測定することができます。
まずはフロント側です。87gです。
続いてリヤ側、60gということで先ほどの測定結果と一致しました。
マズダンパーの効果を考えてみる
前後重量の測定を行った理由は、リヤ側の重量が知りたかっためです。マズダンパーはセンターシャーシがオモリとして持ち上がるので、リヤ重量からリヤユニットの重さを差し引く必要があります。
というわけで、リヤユニットだけ取り外して重量測定します。こういう時、MSシャーシって異常に便利です。
う、25gです。ということは、リヤ重量が60gなので、オモリとして効力を発するのは…
たったの35g…。
ボディをつけたとしてもリヤ分だけなら恐らく5g程度です。それが3mmだけ持ち上がって、どれくらいの効力があるのか…。
全体の重量増加をさせずにリヤ重量を増やす方法として、リヤユニットの上部からFRPサブプレートを伸ばし、そこへリヤステーやローラーを取り付けることでセンターシャーシに重さを乗せてしまう方法があります。
でも、それは作動時にローラーを持ち上げてしまうことになり、それだけコースアウト率が高くなりそうな気もしますし、あまり気にしなくてよさそうな気もしますし。うーん。
というわけで、とりあえず、このままの構造で可動範囲を伸ばす方法を考えてみることにします。割と簡単な加工で行けそうな気がしています。
今日の一言二言三言
- スケールが1つあれば前後重量の測定可能。
- スケッチブックは高さの微調整に便利。
このスケッチブックは、趣味で空き缶からアルコールストーブ(ハイキングなんかで使うコンロです)を自作するときに使っています。空き缶の周囲にグルっとカッターナイフを当てて缶をカットするのですが、その時の高さ調整に便利なんです。最近は子供たちの習い事やらなんやらであまりお山登りに行けていません。行きたいな~。
アルミ缶工作にてカッターナイフで簡単&きれいに切るコツ、大穴を開ける方法 – 空き缶でアルコールストーブ(コンロ)自作。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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