ミニ四駆・バックブレーダーのクリアボディをMAシャーシやMSシャーシに載せる方法。簡単な加工でOK!
心ときめくバックブレーダーのクリアボディ、ARシャーシ用ですがちょっと加工したらMAシャーシに載せることができました。MSシャーシはちょっときついですが、なんとか載せられます。
バックブレーダーはARシャーシ用。MA、MSシャーシに載るかな?
全世紀、ハイパワーマシン(マッハダッシュモーターとかですが、当時のタミヤレギュレーションはチューンモーターまでだったので)に使っていて愛着のあるバックブレーダーのクリアボディ、再販されていたので購入して塗装までしてみました。
バックブレーダーの使用可能マシンは、AR、SUPER1/Ⅱ/TZ/TZ-Xシャーシということで、わりと細身のシャーシばかりです。
これまで、無改造どノーマルなミニ四駆を如何にして速く走らせるか実験をしていましたが、現在はMSシャーシをベースに、なるべく簡単な改造でほどよく速いミニ四駆を目指して研究しているところです。
購入~塗装までの話については、以下の記事を参照していただければ、と思います。
ポリカボディにはポリカ用スプレーで塗装。ミニ四駆用軽量ポリカーボネイトボディ、バックブレーダー購入。 2016/07/18 |
ミニ四駆のポリカボディをきれいに切る方法って無いのかな?カッターナイフとハサミを駆使して四苦八苦。 2016/07/21 |
バックブレーダー、リアウイングの高さ調整。その他、仮だけど油性ペンとあまったステッカーでドレスアップ。 2016/07/24 |
そんなわけで、まだイメージ決めの段階で保護シートの上から適当に落書きしただけですが、こんな感じになっています。
MAシャーシに載せるにはフロントフック部を加工
ベースとしたMAシャーシは、アバンテMk.Ⅲジャパンカップ2015リミテッド(MAシャーシ、中径のローハイトタイヤ)です。ARシャーシ装着テストでは、サイクロンマグナムプレミアムでうまく載せることができたので、MAシャーシでの初テストとしてはちょうどいいかと思います。
いきなりボディがホットロッドの様相なり
いきなりですが、フロント側のフックをシャーシに差し込んでみました。すごい角度でお尻が持ち上がっており、リヤ側についているボディキャッチャーを固定できる気がまったくしません。
中をのぞいてみると、フロントのフックがギヤカバーに引っかかっており、そもそもシャーシとボディが干渉するのかどうか確認する以前の問題的状況になっていました。
まずはボディだけで干渉部分を確認
というわけでまずはボディとシャーシなどが干渉しないか確認するため、フックなどの部品を外してシャーシに被せてみることにしました。
カポっと。お、いい感じに干渉なくかぶせることができました。タイヤの干渉もありません。
このフロント側のフックだけなんとかすればバックブレーダーのボディをMAシャーシに取り付けることができそうです。
フックの干渉部分をニッパーで簡単加工
まずはフック単体でギヤカバーへの干渉具合を確認してみます。ボディがないと簡単に見えますね!こういうところはひと手間惜しまずに外してみると、結果的には効率が良いかと。
写真の右の部部分が引っかかるので、ここをバシっとカットします。
それではニッパーで行きます。きれいに仕上がらなかったらカッターやヤスリで仕上げることにします。
ニッパーで切り取るときは、元パーツに負担を与えないように考えて切る必要があります。ニッパーの歯が入るときに周りを押しだす力が働くので、歪ませたりヒビを作ってしまうことがあります。そんなわけで、削り落とすように少しずつ切り取っていくことにしました。
できました!これでどうかな?
まだちょっとどこか引っかかっているようです。
よくよく観察してみたところ、フック下側の角部分が当たっていることがわかりました。
ここです。これをニッパーで同じく切り取ります。
ちょっと適当感がありますが、こんなもんでしょう。
まだほんの少し浮いているような気もしますが、まあ、これぐらいなら大丈夫でしょう。
MAシャーシ+中径ホイール+バックブレーダー、なかなかいいんじゃない?
フックをバックブレーダーのクリアボディに取り付け、MAシャーシに載せてみました。お、なかなかいいんじゃないですか?
ボディキャッチも無理なくちゃんと固定できています。
MSシャーシ+バックブレーダーはちょっと干渉あり
ちょっとした手直しだけでMAシャーシに搭載できたバックブレーダー・クリアボディ、MSシャーシにも載せられるんじゃないかと思って試してみました。
そもそもバックブレーダーに大径タイヤはちょっと無理かな?
それではカポっと。うーん、そもそも大径タイヤにがっつりと当っているようです。やっぱりちょっと無理かぁ…。他にも、MSシャーシのルックスの特徴であるフロント側のビス穴といいますか、ノーズパーツと結合する部分が干渉してスポっと行きません。
大径ホイールを外してバックブレーダーのボディを載っけてみる
中径ホイールのMAシャーシミニ四駆は持っていないので、試しにホイールを外してみることにしました。ホイールは、抜き差しを繰り返すと抜けやすくなってくるのであまり外したくないパーツです。でも、この先、別のホイールに取り換える予定があるので、そこは気にせず。
まずはフロント側のフックをシャーシに挿入しました。MAシャーシで調整していたため、フックはすんなり入ったものの、やはりMSシャーシフロントのビス穴部は干渉します。
でもクリアボディは柔らかいので押し込めば入りました。
リヤはちょっと持ち上がっています。
どうも、電池ホルダが干渉しているようです。かなり予想外でしたが、この辺りを調整(カットなり電池ホルダの形を見直すなり)してやればスムーズに入りそうです。
なぜかボディキャッチャーは回すのがとても固く、何か問題が潜んでいるのかもしれません。要調査です。
大径ホイール・フロントだけ付けて観察
リヤタイヤをつけちゃうと、問題外ぐらいにボディが載らないので、試しにフロントタイヤだけ取り付けて干渉部分を観察してみることにしました。
なんというか、そもそも想像していた干渉と違うところで干渉しています。バックブレーダーのタイヤハウス部分で干渉すると思っていたのですが、あらら、ホイールカバー部分(スパッツ型っていうんですか?)がタイヤにあたっていることがわかりました。
不思議に思ってひっくり返してみると、やっぱりタイヤがホイールカバーに当たっています。
アバンテMk.Ⅲジャパンカップ2015リミテッドと比較してみると、明らかにトレッドが異なります。もしかしたら、アバンテMk.Ⅲでオフセットトレッドタイヤを外側にしても、普通の大径ホイールでオフセットトレッドタイヤを内側にするのと同じぐらいなのかもしれません。
ということで、うーん、先日購入した大径ローハイトタイヤ&ホイールセットも、ネオファルコンに付属しているフロントホイールと同じオフセットです。バックブレーダーのホイールカバーを残したままの装着は無理そうです。
ホイールのシャフト穴を貫通させてシャフトの通るパイプ部分を短くするという改造も考えられますが、なるべく簡単な改造でほどよく速いミニ四駆を目指す予定なので、ちょっと避けたいところ。
うーん、悩む悩む、夏の夜です。なるべく限定パーツは使いたくないのですが、カーボン入り中径ホイールを買ってこようかなぁ。
他にもいくつかアイデアがあって試したいのですが、バックブレーダーのクリアボディではかなり苦しそう…別のクリアボディも検討しようかなぁ。
今日の一言二言三言
- バックブレーダーのクリアボディはMAシャーシにも搭載可能(小改造)。
- ホイールのトレッドは種類によって結構違うので要注意。
これから新しいミニ四駆を購入したり、グレードアップパーツでホイールを購入したりしたら、細かに寸法を測って1つの記事にまとめておこうかな。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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