ミニ四駆・重妄想中。タイヤをレバー式ブレーキで押さえて減速ってどうかな。

 

TOYz BAR☆ミニ四駆・レバー式ブレーキでタイヤを押さえるアイデア。
ミニ四駆のブレーキと言えばコースとスポンジの摩擦によるものがほとんどですが、ちょっと違うタイプのブレーキを妄想中です。でも、なかなかうまくいかないものです。

最近、ミニ四駆で一緒に遊んでくれない子どもたち…

最近、子どもが野球に熱中しだし、ミニ四駆を一緒に走らせに行ってくれない今日この頃です。そんなわけで最近妄想ネタが多かったりします。先週末も電池を充電して準備していたんですが、結局、コースのあるショップには行けず、ちょっとさみしい週末でした。

先日、サスペンションのスプリング部分のようなパーツを、スライドダンパー用スプリングとメタル軸受けを組み合わせて作ってみました。

ミニ四駆のメタル軸受けにスライドダンパー用スプリングを差し込む方法。ちょっとしたコツがある模様。

あれ、他の方がインターネットで写真を掲載しているのを見てから、ぜひ一度作ってみたかったパーツでして…まあ、ねじ込むだけですけど、それでもビジュアル的にかなり堪能できました。
TOYz BAR☆ミニ四駆のパーツでサスペンション風のスプリングパーツ

ミニ四駆のブレーキはスポンジ等でコースをこするのが基本

ミニ四駆で減速する方法と言えば、スロープなどコースと車体の角度変化を利用して、底面に取り付けたスポンジなどをコースにこすり付け、その摩擦力で減速します(写真はSiSO-Jr.1のシューティングプラウドスター)。
TOYz BAR☆ミニ四駆用リヤブレーキ

他に何か面白いアプローチ方法は無いかな?と思って考えていたのが、タイヤをレバー式ブレーキで減速させる方式です。名前が長いので略して「タレブレーキ」としておきます。何かをきっかけにレバーでタイヤを1つでも減速させてやれば、ミニ四駆は四輪駆動なので全輪で減速することになります。

レバー式ブレーキの妄想をちょっとだけ試作

これは「15242 スーパーXシャーシ・FRPマルチ強化プレート」ですが、この5連穴の外側の穴がMSシャーシのフロントユニットにぴったり合います。
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

このように向きを変え、少し高めに取り付けると、中径タイヤならばギリギリ当たりません。本当は丸みのある形状じゃなくてストレートならもっとかっこよさそうです。まあ、試作という事で。
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

ここへ先日試しに作ってみたサスペンション風スプリング、皿ビス、そして皿穴加工したFRPマルチ補強プレートを組み合わせてみます。
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

こんな感じでFRPマルチ強化プレートに取り付けます。アルミスペーサで高さを調整しています。
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

ビジュアル的にはスプリングを上にした方が見栄えがよさそうなのでひっくり返してみました。これでFRPマルチ補強プレートがシャーシの下側、タイヤの前に配置されることになります。
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

FRPマルチ補強プレートはスプリングで可動するようになっていますので、ここがコースに当たると後ろに下がってタイヤに…
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

 

あれ?と、届かない…

 

う、届きませんでした。

じゃあってことで、ボールスタビキャップなどに入っているゴムチューブを差し込んでみました。
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

お、ゴムチューブのおかげでタイヤとの距離が短くなり、いい感じです。
TOYz BAR☆ミニ四駆・タイヤ用レバー式ブレーキ。

ビジュアル的にはFRPマルチ強化プレートを可動するようにして、スプリングを上側に取り付けるのもかっこいいかもです。
TOYz BAR☆ミニ四駆・スライドダンパー用スプリングとメタル軸受け。

なんかとても矛盾しているような気がしないでもないかな

と、ここまで妄想の具現化をしておいて気が付くこともあったりします。なんか、やろうとしていることが矛盾している…というより矛盾に満ちているような気がしてきました。例えばこんな感じです。

  • タイヤのグリップは低めにしようと、ハード系タイヤを使っている。
  • でも、タイヤのグリップ力でブレーキをかけようとしている。
  • 下にゴムチューブを入れると最低地上高を切ってしまう。

まあ、最低地上高についてはゴムチューブを別の部品に変更するなど工夫次第で、というところでしょうし、大径タイヤを使うときにはこのアイデアも有効かも!という期待値もあります。

ただ、ブレーキが効いている時間というのはレバー機構が押されている間だけなので、結局、固定構造でブレーキスポンジをコースに押し付けるのと効果に差は無さそうな気がします。

 

今日の一言二言三言

 

  • 「できない」ことを発見した思えば失敗は無し。

 

まあ、何かと難しい、ということがわかったので、それはそれで前進したということにしておきます。

 

ミニ四駆カテゴリのタグ解説

子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。
タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。
  • 子供ミニ四駆 小学3年生と年長さん(2016.01現在)のSiSO-Jr.1とSiSO-Jr.2のミニ四駆活動記録です。特に幼稚園児のSiSO-Jr.2がどれくらいできるのかというあたりは他の親御さんの参考になるかも。
  • 調律ミニ四駆 手軽に入手可能な道具と簡単な工作レベルで作った素組みミニ四駆(ノーマルモーター、追加パーツ無し、ほぼ改造無し)はどれくらい速くなるかな?と大げさに研究中。
  • 妄想ミニ四駆 ミニ四駆について考察をするふりをしながら妄想にふけっています。でも、もっともらしい説明がされている有用かもしれないっぽい情報もあるかもしれません。
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コメント一覧

  1. フロンテ@CMTRF より:

    技術的妄想は楽しいですよね
    このブレーキは上のプレート位置をもっと上げれば可動域が増えてタイヤに当たりやすくなるのでは?
    フロントタイヤにブレーキかけたら前転するのでは?
    下手したら貴重なローフリが編摩耗するのでは?
    などと余計な考えが頭をよぎります

    自分的妄想としては両軸だからリアタイヤにグリップの低いローフリを入れて、ジャンプ直前に駆動ロスでジャンプを低く。着地時にウィリー防止・・・なんて構想がありました(実走テストすらしてない)

    • SiSO より:

      フロンテ@サイクロンマグナムTRFさん>
      妄想をちょこちょこっと部品を当てて軽く具現化してみるのって、とても楽しいです。言葉で書くのは難しいのですが、レバー部分が後方に傾くことにより、コースとの接点が支点から見るとレバー端との対角線上になるのでわずかに車体が持ち上がり、制動時間が延びるとともに云々かんぬん…なんてことも考えていました。まだまだ要研究ですけど。なんえ書いていたら、さらに違うアイデアが湧いてきました。

      ギヤのあそびによるタイムラグ考慮は必要ですが、四輪駆動ということもあり、前輪だけで減速するわけでもないので前転まではしないんじゃないかなとか思っています。

      「貴重なローフリ」までは考えていませんでした。ああいうパーツって随時じゃなくてもいいので、タミヤさんの方で再販予定とか公表して定期的にまとめて販売とかしてくれるとうれしいですよね。

  2. わたべ より:

    お久しぶりです。愛用のPCがvistaでサポート期間が終わり新しいPCを探しているわたべです
    タイヤブレーキではないですがスプリングでブレーキが上下するという似たようなことを考えたことはあります
    構造は記事の画像とほぼ同じで上り坂の角度に関わらずバネの柔軟さでいい具合にブレーキが効きそうだなと妄想していました
    寒さも和らぎ花粉も少なくなりそろそろミニ四駆再開します

    • SiSO より:

      わたべさん>
      我が家のPC事情はWin7からWin10にアップデートした15インチのノートPCと、出張が多いので移動中はYOGA BOOKを持ち歩いてネットしています。今もYOGA BOOKからです。会社ノートPCも持ち歩いているのですが、いろいろと会社のチェックが厳しいのでそこはまじめにやってます。YOGA BOOKは楽しいですが、ちょっとメインPCにはつらいかな?でも、このサイズ、厚さ、重さ、価格帯、そして何より素晴らしいギーク感で超満足しています。

      スプリングでブレーキステーを取り付けたら、角度可変というおもしろさもありますが、スペーサなどで可動具合を調整できそうですよね。また、フロンテさん宛てコメント返信でもちらっと書きましたが、支点、作用点の関係で考えると、横から見て視点より作用点(接点)が前方にあると、車体を持ち上げる(スプリングの力でコースに押し付ける)、或いは固定構造よりも長い間、コースにスポンジを押し付け続けれるなどの効果もありそうです。

      なんか簡単な構造で(しかもビジュアル的にもよくて)、こういう原理を利用した仕組みができないか、引き続き妄想中です。

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