まずはマズダンパーの問題を解決しないと…と思いつつ、未だ解決方法見つからず。
ちょっと前衛的な?ミニ四駆の制振機構「マズダンパー」ですが、初走行テストでスタート時に暴れ馬のごとく、車体が跳ねまくるという問題を抱えていることが発覚しました。解決方法を考えるも、いいアイデア思いつかずの寒い秋の夜です。
マズダンパー、加速時に暴れ馬のごとく跳ねまくる
どうも速度差のある加速中に発生するようで、これを解決しないと、スタートの時のみならず、何らかの原因でコース走行中に速度が落ちた時にも発生することになり、タイムロスの原因になってしまいます。
マズダンパーというのは、ネーミングは駄洒落的なところを狙っていますが、マスダンパーをオモリなしで実現してみよう、という実験的アプローチ機構の1つです。
暴れ馬になる原因をあれこれ考えていたのですが、暴れ馬現象は、簡単に言えば、こんなシナリオで発生するのではないかと推測しています。
- リヤタイヤ側のカウンターギヤは車体を持ち上げる方向に回っている。
- リヤタイヤの速度が低いと、モーターの回転によってリヤのマズダンパー機構が持ち上がる。
- マズダンパー可動限界点に達するとリヤが持ち上がる。
- リヤタイヤがコースから離れて、タイヤの回転が上がる。
- カウンターギヤとスパーギヤの速度差が少なくなるのと反力で元の位置に戻る。
- タイヤが接地して回転速度が下がる。
- 以降、カウンターギヤとスパーギヤの速度差が大きいと繰り返される。
「リヤタイヤ側のカウンターギヤは車体を持ち上げる方向に回っている。」というのは、こういうことです。下の写真で、走行時、カウンターギヤは右に回っており、タイヤのシャフトに直結されたスパーギヤは左に回っています。スパーギヤの回転を手で止めたとすると、カウンターギヤには持ち上がる方向の力が発生することになります。
マズダンパーを可動限界点まで動作させても、カウンターギヤとスパーギヤは外れない範囲にしてあるので、いわゆるトルク抜けは起こすことはありません。
そんなわけで、こんなところでマズダンパーが伸びてくれなくてもいいのに、と思いつつ、いっそ、マズダンパーが伸びたらしばらくそのままでいてくれればいいのに(フロントローラーのスラスト角が深くなって速度に影響はありますが)なんて思ったりします。
マズダンパーの暴れ馬現象を解決する方を考えてみるが…
制振機構が暴れ馬現象を起こしては元も子もないので、なにかなだめる方法を考えていたのですが、これがなかなかいい方法が見つからず…。
例えば、ビジュアル的に素敵な、メタル軸受けとにスライドダンパー用スプリングを使って、マズダンパー機構を初期位置で押さえておく方法とか…でも、底面側に取り付けるには隙間が無さ過ぎという結論になりました。
続いて、AO-1021 17・19mmローラー用ゴムリングとか使ったらいいんじゃないの?輪ゴムみたいだし、と思ったのですが、これがなかなか、程よいバネ力でひっかけられる場所が見つからず。でも、もうちょっと考えれそうな余地はありそうですが。
でも、結局は、リヤユニット側もセンターシャーシ側も、そんなに重さのあるものではないので、スプリングやゴムで制振する=ほぼ動作しなくなる、という事になっちゃうんですよね。
マズダンパーは一時封印の方向で
まあ、そんなわけで、一旦、マズダンパーは封印しようと思います。封印は簡単です。車体裏側のアルミスペーサーを外し、上側の強化ギヤカバーのネジとぶつからない長さのネジを締めこむだけです。
今日の一言二言三言
- 歩いてアイデア考えよう。
SiSOは運動がてら、いつも仕事帰りは4kmほど歩いて帰宅しています。歩いているときって、いろいろアイデアが沸いてきませんか?一刻も早くマズダンパーの封印解除できるよう、たくさん歩いてまだまだ色々と考えてみようと思います。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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