ブラック強化シャフトの精度って微妙かな。ミニ四駆をのんびり組み立て中。低摩擦なホイールYスポークなどなど取り付け予定とか。

   2016/11/10

TOYz BAR☆ミニ四駆・取り付けパーツ構想中。

どうも最近イベントが多くて(家族事だったり、バンドやってたり、他にもいくかアクティビティがあったりして…)なかなかじっくりミニ四駆を触れていない今日この頃ですが、のんびりペースで進めています。

ぼちぼちとミニ四駆を組み立て中

ロングノーズなミニ四駆を目指して作っている試作ミニ四駆、ようやくFRPステーの取り付けデザインが決まり、モーターやホイールなどの組み込みを開始しました。とか言いながら、今日の記事ではパーツの紹介で終わっちゃってますけど…。

TOYz BAR☆ミニ四駆・MSシャーシとロングノーズなローラーセッティング

あ、ロングノーズなローラーセッティング、心の中ではソライヌ構造と呼んでいます。

最初から抵抗抜き!低摩擦ホイール、Yスポーク

タイヤ&ホイールは安定性重視ということで、中径ホイールを使うことにしています。まあ、これなら何も過加工しなくても低重心になります。もちろん小径ホイールを使えばもっと低重心ですが、少しは最低地上高に余裕が欲しかったので、中径ホイールにしました。
TOYz BAR☆ミニ四駆・中径ホイール(Yスポーク)

この中径ホイールは、MAシャーシのミニ四駆・ライキリに採用されているホイールと同じデザインの「Yスポーク」です。
TOYz BAR☆ミニ四駆・中径ホイール(Yスポーク)

このホイール、デザインも素敵ですが、いわゆる「抵抗抜き」が最初からされた形状になっているのです。シャフトを差し込む部分が少し細くなっています。
TOYz BAR☆ミニ四駆・中径ホイール(Yスポーク)

タイヤ用シャフトを受けるボールベアリングは、インナーレースの直径が約4mmなのですが、通常のホイールはシャフトを差し込む部分の外径は約4.5mmです。そのため、コーナーリング時など、ホイールがボールベアリングに押し付けられるとアウターレースに触れて摩擦によるロスが発生します。

アウターレースとの摩擦抵抗を無くすため、この部分をテーパー状に細く削ったりするのですが、Yスポークホイールはなぜか最初からこの形状になっているので加工する必要がありません(自慢げに書いていますが、コメントで他の方から教えていただきました。ありがとうございます)

ミニ四駆の中径ホイール、ライキリ(Yスポーク)のホイールはもともと抵抗抜きされたデザインなのね!これはオススメ。 ミニ四駆の中径ホイール、ライキリ(Yスポーク)のホイールはもともと抵抗抜きされたデザインなのね!これはオススメ。
2016/09/19

ギヤセッティングは超速ギヤ時々ハイスピードEXギヤがいいかな

ギヤは超速ギヤ(3.5:1)を使用する予定ですが、バックアッププランとしてハイスピードEXギヤ(3.7:1)(以下、チョイ速ギヤ)も用意しています。
TOYz BAR☆ミニ四駆・ハイスピードEXギヤ

超速ギヤは緑のカウンターギヤとピンクのスパーギヤの組み合わせになりますが、チョイ速ギヤの方もスパーギヤはピンクのスパーギヤが入っています。
TOYz BAR☆ミニ四駆・ハイスピードEXギヤと超速ギヤ

つまり、「超速ギヤだとちょっとスピードが出すぎるかな?」と言うときに、簡単にカウンターギヤだけをチョイ速ギヤのカウンターギヤに交換することで最高速度を落すというセッティング変更ができそうです。

規則では決められたギヤの組み合わせとありますが、どちらもピンクギヤなので大丈夫ではないかと思います。

まあ、実際、ギヤ比が大きくなるとモーターの負担も軽くなる分、よく回る可能性もあるので、3.5:1と3.7:1がどれくらい違うのかはよくわかんないですが…でも、セッティングの幅として持っていて損はないかな、と思います。

ブラック強化シャフトって精度イマイチかな

シャフトはステンレスにしようかブラックにしようか悩んだのですが、丈夫なミニ四駆を目指しているということでブラック強化シャフトを選びました。
TOYz BAR☆ミニ四駆・ブラック強化シャフトの精度

でも、なんとなく曲がっているような気がします。
TOYz BAR☆ミニ四駆・ブラック強化シャフトの精度

うん、やっぱり曲がっている…。シャフトは六角なので、ガラス板の上で1面ずつ回しながら浮きが無いか指で突いて確認してみると、派手にカツカツ言う面があります。ノーマルのシャフトもちょっとは曲がっていますが、ブラック強化シャフトの曲りの方が大きいような気がします。
TOYz BAR☆ミニ四駆・ブラック強化シャフトの精度

たわむように曲がっているので、表面処理をする時に熱でひずんだんじゃないかな?多少はましになるという意図で、手で軽くムギュっとしてもいいものなんでしょうかね?

まあ、ムギュっとやって、ちょっとマシになったっぽいんで、後は手軽に丸穴ボールベアリングを入れることにします。
TOYz BAR☆ミニ四駆・ブラック強化シャフトと丸穴ボールベアリング

丸穴ボールベアリング、ベアリングとしての性能はイマイチだそうですが、ハトメよりは優秀です。

ミニ四駆のベアリング(ホイールシャフトの軸受け)の性能比較をスピードチェッカーでしてみる実験。 ミニ四駆のベアリング(ホイールシャフトの軸受け)の性能比較をスピードチェッカーでしてみる実験。
2016/08/02

もちろん、620ボールベアリングの方が精度が高くて性能がいいという話はありますが、620を入れるとシャフトを長いものに変えてホイールも貫通させて、とか、実はちょっとアウターレースの直径が大きいなどの話があるようなので、今回は見送ることにします。

ちょっとお高いボールベアリング入れるなら、せっかくのMSシャーシ、15411 N-04・T-04 強化ユニットを使って全部520ボールベアリングなんてのもロマンがあって良いかもですね。

 

今日の一言二言三言

 

  • 超速ギヤとハイスピードEXギヤのカウンターギヤは交換可能?
  • 15411 N-04・T-04 強化ユニットは520ベアリング対応。

 

いろいろ調べるといろいろな情報に当たるもんですね…、参考になります。超速ギヤとハイスピードEXギヤの互換性ですが、まあ大丈夫だとは思いつつ、せっかくなのでスピードチェッカーに乗せての計測ぐらいはしてみようと思っています。

その時に、ギヤの歯数などもしっかりチェックする予定です。

 

ミニ四駆カテゴリのタグ解説

子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。
タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。
  • 子供ミニ四駆 小学3年生と年長さん(2016.01現在)のSiSO-Jr.1とSiSO-Jr.2のミニ四駆活動記録です。特に幼稚園児のSiSO-Jr.2がどれくらいできるのかというあたりは他の親御さんの参考になるかも。
  • 調律ミニ四駆 手軽に入手可能な道具と簡単な工作レベルで作った素組みミニ四駆(ノーマルモーター、追加パーツ無し、ほぼ改造無し)はどれくらい速くなるかな?と大げさに研究中。
  • 妄想ミニ四駆 ミニ四駆について考察をするふりをしながら妄想にふけっています。でも、もっともらしい説明がされている有用かもしれないっぽい情報もあるかもしれません。
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コメント一覧

  1. わたべ より:

    私も安く長く使いたいからとブラック強化シャフトと丸穴ベアリング購入を検討していました(POMハトメは別売りしていなく消耗品なため)
    が調べてみるとブラック強化シャフトは曲がってはいないがねじれてる、がシャフトチェッカーで選別すると8割弾かれるとあちらこちらで記事にされていますね
    まあ試行錯誤しながら遊ぶとCOやホイールの下手な抜き差しでシャフト曲がりますし速度犠牲にしても長く遊べればそれでいいのだと自分に言い聞かせています

    • SiSO より:

      わたべさん>
      なるほど、ねじれているんですね。真っ直ぐにねじれていれば、それでもいいのかな~なんて気もします。今回、スキャナのガラス板の上でカツカツやってみたのですが、沿っている感じなので試しに軽く(力はかなり入れてますけど)グニグニしてみたら、ノーマルシャフトぐらいの真っ直ぐさにはなった感じです。
      おっしゃられる通り、コースアウトさせたりしているうちに曲がってしまうものなので、様子見ながら、ブラック、ステンレスなど試してみようと思います。

  2. フロンテ より:

    ブラック強化シャフトは好きですけど、製造の過程でねじれるらしいんですよね。
    比較的精度がよく安価な中空シャフトか、スーパーXキット付属の72mmシャフトがおすすめですよ
    あとAOのメタル軸受けも(100円!)
    c(⌒(っ’ω’)b

    • SiSO より:

      フロンテさん>
      きっと表面処理するときに再加熱するんでしょうね。今回はとりあえずちょっと手でグニグニさせてそのまま使ってみようと思っています。走らせているうちに曲がっちゃうこともあるでしょうから、次回は中空シャフトを購入してみます。AOのメタル軸受けは前世紀、超愛用していました。あれってすごいですよね~。あれのおかげでホイールの付け根を加工しなくてもよかったですし。当時、2,000円で組んだミニ四駆で勝負するぜ~、とがんばっていたので、キーパーツでした。

  3. raven より:

    はじめまして、最近ミニ四駆に戻ってきた四駆郎世代です。ここのブログは実験がしっかりしていて興味深いですね。

    超速ギヤとハイスピードEXギヤのピンクのスパーギヤは同じものだと思います。公式サイトのマッチングリストでも一緒に記述されてますし、AOパーツも1種類しかありません。「同じものです」と明記した記述がないっぽいのはちと困ったものですが。
    http://www.tamiya.com/japan/cms/serviceregulation/1873-regulationgear.html

    • SiSO より:

      ravenさん>
      コメントありがとうございます。四駆郎世代という事は、爆走兄弟世代(いや、当時、すでにおじさんに近かったですが)よりもさらに先輩ということですね!これからもよろしくお願いします。前世紀は勢いでパーツ組んで走らせていましたが、今回はじっくりとあれこれ実験して確認しながら楽しんでいます。「これやったら速くなるはず」というのを、なるべくシンプルに数値化してみるのは楽しいです。時々結果がヘロヘロになっちゃうときもありますけど…。

      ピンクギヤは歯数を数えてみたところ同じでしたので、大丈夫そうです。セッティング幅を持たせるのに有効そうです。

  4. raven より:

    ブラック強化シャフトは「カーボン含有率を高め」たものなので熱処理してるのだと思います。鋼を熱処理すると歪むので。軸が曲がっておらずねじれてるだけなら駆動時のロスは問題ないでしょう。
    また、熱処理して歪んだ鋼製部品は冷間鍛造で修正するのがセオリーなので、指でグニグニと曲がりを修正するのは問題ないはずです。

    • SiSO より:

      ravenさん>
      なるほどなるほど。OKなブラック強化シャフトってのは、曲がっていなくてねじれているだけのもの、ってことなのかもしれませんね。我が家のブラック強化シャフトは4本とも軽く反ってました。一方向の反りだったのでグニグニっとやってだいぶ良くなりました。これで様子見しようと思います。

  5. raven より:

    正確には、鋼を熱処理(のうち焼入れ)すると体積が増えるのでどこかの方向に寸法が変わります。シャフトだと反ったりねじれたり。反りもねじれもなく長さが少し伸びるだけの個体もあるでしょうけど、反ってないもの(ねじれてるもの含む)が2割ならさらに少ないでしょうね。
    反っておらずねじれてるシャフトでも問題ないはずですが、安定化電源装置とスピードチェッカーで比較すると違いの有無が確認できるでしょう。

    • SiSO より:

      ravenさん>
      ひずみが出ちゃうわけですね~。曲がってなければねじれていてもホイールもぶれないので走行には悪影響なさそうです。ブラックは強度は高いとのことなので、なんとか、うまく修正して当たりシャフトを増やして使いたいところです。ステンレス中空シャフトの方が精度が高いという情報を頂いているので、そのうち購入してみて比較してみようと思います。

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