意外!丸ビス+ワッシャよりも皿ビス+ワッシャの方が、でっぱりが約0.4mm低いのね。
ミニ四駆の改造で底面のビスをどうやってきれいにまとめようかな?と思案中です。丸ビス、皿ビスと戯れていたら、皿ビス、実はワッシャと組み合わせた状態だと、丸ビスよりも頭のでっぱりが少ないことを発見しました。ミニ四駆の底面取り付けに役立つかな?
皿ビス、丸ビス、ワッシャと戯れる静かな早朝
出張やら子どものイベントやら地域活動やらで、なんだか終末がつぶれていく今日この頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?そんなわけで、終末は早起きしてちょこちょこっとミニ四駆いじりをしています。そういえば昔、「チョコ四倶楽部」なんて名前で活動していたような。
さて、本題の方ですが、2017/03に待望の皿ビスセットが発売されまして、ミニ四駆のセッティングの幅がぐぐっと広がりました。
皿ビスにワッシャを加えるというのは本来の使い方ではありません。皿ビスはビス頭部が円錐状になっているので、ねじ込む材料の方もざぐり加工といって円錐状の穴を開ける必要があります。
ビスの頭が飛び出さず、ミニ四駆の底面に取り付けてもコースを傷つけたりすることはありません。
もし、ざぐり加工をしない場合、皿ビスの円錐付け根部分だけで材料と接触することになり、相手が樹脂部品だった場合、局所的に力がかかるために破損、変形の恐れがあります(ミニ四駆のような限定された状況では、この使い方もありだと思います)。
ビスが材料を押さえる面の面積は、ある程度広いほうが材料を破損させる可能性が低くなるので、ワッシャを使用するわけですが、これはスチール製でなかなかの強度を持っています。
じゃあ、皿ビスとワッシャを組み合わせて、ざぐり加工無しで取り付けたら、ワッシャによって皿ビスが材料を押さえる力を分散してくれるから、イレギュラーな組み合わせながらこれもありかな?と思って試していたところ、意外なことを発見しました。
皿ビス+ワッシャって、意外と背が低い
ここで言う「背」とは、ビス頭部のでっぱりのことです。材料無加工で取り付けた時のビス頭の低さで言えば、やはり、ワッシャなしでも直径4mm以上の接触面が稼げるトラスビスが最強です。
でもトラスビスって、長さが一択、しかも5mmしかないんですよね。で、もうちょっと簡単に、頭のでっぱりを減らし、しかもワッシャのように大きな面積を稼ぐにはどうしたらいいんだろう?とビスたちと戯れていたところ…。
ん?
あれ?皿ビス+ワッシャの方が
でっぱりが少ない!
ということを発見しました。
ノギスでそれぞれを計測してみたところ、以下のようになりました。
- 丸ビス+ワッシャ…1.7mm
- 皿ビス+ワッシャ…1.3mm
- トラスビス…1.1mm
0.4mmは小さいと言えば小さいですが、ミニ四駆の底面で、最低地上高を意識するような状態だとありがたい数字でもあります。FRPプレート類と組み合わせる場合は皿ビス用ざぐり加工をすればいいのですが、そうでない場合もありますので、ちょっとメモっておこうって感じです。
今日の一言二言三言
頭のでっぱり量
- 丸ビス+ワッシャ…1.7mm
- 皿ビス+ワッシャ…1.3mm
- トラスビス…1.1mm
というわけで、ちょっと意外だったな、というお話でした。
ワッシャの穴をもう少し広げてやると、さらに低くできると思うのですが、これだけ小さい部品の穴を広げるのはちょっと大変なので、また何かいいアイデアを思い付いたらやってみようと思います。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
なるほどー。まあ0.4mmくらいなら丸ビスの頭を少し削るだけでも並びそうではあります。強度もたぶん大丈夫でしょう。ワッシャにザグリ加工しての皿ネジには負けますが。
ワッシャのザグリ加工は木かプラの板に粘着力の強い両面テープで貼ってリューターで削ればいけそうな気がします。