ミニ四駆の改造、マズダンパーの可動範囲をちょっと改良。ギヤが抜けちゃうね~。
「マスダンパー」ならぬ「マズダンパー」、可動範囲が狭くてあまり効果が無さそうです。そんなわけで可動範囲を広げてみたのですが、今度は離れすぎてギヤが噛まなくなりました。まあ、当たり前ですよね…。
効果があるのかないのか悪いのかマズダンパー
効果の有無はともかくとして、おもしろそうなので「マズダンパー」という機構を研究中です。このミニ四駆を作り始めてだいぶ期間が経っているので、いい加減、これが落ち着いたらいい加減、コースを走らせてみようと思っています。
マズダンパーは、「まずはマスダンパー的な何かを」をキーワードに、センターシャーシをマスダンパーのオモリとして動作させる機構です…が、可動範囲が3mmしかないので効果があるのかないのかさっぱり。落下試験をしてみてもいまいちピンときません。
というわけで、今回は可動範囲を広くする改造を、簡単な加工でやってみたいと思います。
ミニ四駆用皿ビス頭部の直径は3.8mm
改造してみたマズダンパー機構は、センターシャーシからリヤユニットが抜けないよう6mm径ワッシャを入れてあります。ここをまずは自由に動くようにしようと思います。
3月に発売された皿ビスセット、頭部直径を測ってみると3.8mmほどです。なのでセンターシャーシから伸びているパイプにねじ込んでも、リヤユニットの上下動作を邪魔し無さそうです。
まずはリヤユニットが自由に動くよう、皿ビスに変更しました。
当たり前ですが、センターシャーシが持ち上がるとリヤユニットはスポンと抜けてしまいます。そんなわけで、適当なところで止まるように、ストッパーを取り付けます。
リヤユニットの上下可動範囲、ビスとスペーサで調整できるようにしてみる
というわけで、リヤユニットからビスを通し、ワッシャでセンターシャーシが動ける量を制限する機構を実装してみることにしました。
今、改造しているシャーシは軽量MSシャーシです。できれば軽量MSシャーシでも普通のMSシャーシでも同じ改造ができるとうれしいので、まずは見比べてみます。
見比べてみると、リヤユニットの爪が引っかかる当たりの開口部のデザインがかなり異なることがわかりました。ちょっと寸法を測ってみましたが、ちょっと同じ改造は無理そうです。
アルミスペーサで高さ調整する予定なので、こんな感じでセンターシャーシの穴にぴったりと触れてしまうと、上下可動できなくなってしまいます。
穴はスペーサにドリル刃を通して開ければいいとして、ほんの少しだけシャーシに触れないよう、穴位置をずらしてやる必要があります。そこでマルチテープ(何でもいいですけど)を使います。スペーサにマルチテープを巻いてやれば、その厚みの分、穴の位置がずれるはずです。
横方向の位置ずらしも必要なので、ナットも一緒に巻いてみました。
これで直径が4.3mm増えたので、これで穴の位置が0.15mmだけシャーシから離れることになります。
それでは早速!
ドリルでグリグリっと慎重に穴をあけていきます。
うむ、適当&簡単に穴あけした割にはいい感じの場所に穴が開いています。
大きなドリル刃でバリを取っておきましょう!
後は下からビスを通してスペーサで高さ調整をします。まあ初回なので、あまり深いことは考えずにほどほどのところで。
完成です。
センターシャーシを持ち上げると、リヤユニットがスルっと…。
落ちません!
あれ?アルミスペーサ+αだけ穴位置をずらしたはずなんですが、わずかにセンターシャーシにスペーサが当たっています。しかも両方とも同じように当たっています。不思議…。
ビス&ナット(スペーサ無し)にするとメンテ性が悪そう
試しにスペーサをやめてリヤユニット内でナットを締めこむ構造にしてみました。
とてもお手軽ですが、ちょっと高さ調整をしようと思ったら、中のナットまで回ってしまい緩んでしまいました。しかも細いラジペンなどを使わないとナットを押さえることができません。
あまりにもメンテナンス性が悪いので却下しました。まあいいや、センターシャーシの方を削っちゃうことにします。ほんの少しだけですし。
これで無事、可動範囲が広くなりました。
…が。
3.5mmあたりでギヤが外れちゃうんですよね…。瞬間的に外れるだけなら規則上、グレーにOKな気もしますが、ギヤ欠けなどのトラブルが心配です。でも、ほぼほぼ同じ速度で前後のタイヤは回っているはずなので、それほど気にしなくてもいいのかな?
さらに、可動範囲が大きくなるほど結合部分の遊びが増えてガタツキが大きくなるので、それもちょっと心配ではありますね…。ボチボチっとチューン系モーターでコース投入してみようと思います。
今日の一言二言三言
- リヤユニットが下方3.5mm移動ででギヤが噛まなくなる。
よく考えれば、門井範囲を広げればギヤが噛まなくなることは当たり前ですよね…テヘペロ!というノリは却下として、それよりなにより、なぜか2つともリヤ側に穴がずれたことが不思議だなぁ。何か法則があるのかもですね。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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