タミヤミニ四駆スピードチェッカー購入。相対的な視点でモーターの調子やシャーシの改良結果を確認できるね。
グレードアップパーツはまだ1つも購入していませんがミニ四駆スピードチェッカーを購入しました。グレードアップパーツも魅力的ですが、やはり実験の結果を確認するには測定器が必要かな、と思いまして。スピードチェックも便利ですが、タイムアタックが詳細にチェックできてよさげです。
ミニ四駆スピードチェッカーを持つ意義
先日の投稿で「調律ミニ四駆」なんて偉そうに書いてみたものの、しっかり調律するにはしっかりとした技術力と豊富な経験、そしていい耳(ピアノ調律師の場合に例えると)が必要です。しかし、あるのは好奇心と実験的欲望だけで支えるものはなかったりするので、測定環境だけはちょっとしっかりそろえることにしました。
まずは性能比較測定ということでミニ四駆スピードチェッカーを購入しました。
ミニ四駆スピードチェッカーは、特に負荷を掛けることもなくスピードだけを計測する測定器です。負荷としては、ミニ四駆内部の抵抗とミニ四駆スピードチェッカーを回す抵抗だけです。そんなわけで加速性能まではわかりません。
そのため、トルクの無いモーターでもそれなりの最高速度がそこそこに出てしまいます。しかし実際にコースを走らせると、その速度まで到達できないので速いわけではありません。逆にトルクはあるけど回転数が上がらないモーターの場合、ミニ四駆スピードチェッカー上での速度は低くてもコースを走らせると速いでしょう。
しかし相対的な速さ…例えばベアリングに変えたらどうなるか?とか、ギアやシャーシを加工して回転抵抗を減らしたらどうなるか?といった測定には非常に役立ちそうです。
で、まあ、せっかくなので自作しようかと思ったのですが、タイヤを受けるローラーとか作ってマイコン組み込んで…なんてやっていたら3,000円は軽く超えそうな予感だったので購入することにしました。何かうまく流用できるものが見つけれたらよかったんですが、ちょっと思いつかず。
スピードチェックモードとタイムアタックモード
ミニ四駆スピードチェッカーには最高速を計測するスピードチェックモードと、10m~300mの走行タイムを計測するタイムアタックモードがあります。
細かにミニ四駆の状態を確認するためのオススメはタイムアタックモードです。スピードチェックモードだと、単位が「km/h」なのでちょっと雑すぎます。その点、タイムアタックモードでは10ms単位まで計測することができますので、より細かく計測することができます。300mだと計測に時間がかかるので100mぐらい、或いはタミヤジャパンカップジュニアサーキット相当の20mぐらいがちょうどいいかな、と思います。
あれ?ゴム足が一個無いし。いきなりカスタマイズですか?
というわけで開封の儀です。まずは箱から出してビニール袋から取りだします。
シンプルですが操作パネルが萌えますね!
ここがリアタイヤを乗せる部分です。リアタイヤ側はローラーが左右合わせて4つついており、中央側に付いているローラーが測定用ローラーになります。少し円錐状になっていてミニ四駆が飛んで行かないようになっています。
こちらはフロントタイヤを乗せる方です。ミニ四駆飛び出し防止用に青い折りたたみ式の壁があります(実際にはミニ四駆はこの壁には当たりませんので、事故防止用だと思います)。
必要な電池は単3が2本です。
無事パワーオンしました!でもなんか変…ガタガタします。
あれ?ゴム足が1つありません。箱の中やビニール袋の中にもありませんでした。他のゴム足を見てみましたが、そんなに簡単に取れるような接着ではありません。
商品交換してもらうのも面倒ですし適当にすべり止めシートを貼っておきました。これで世界でたった1台のミニ四駆スピードチェッカーだぜ!な~んて。
ネオファルコンでスピードチェック
それでは、SiSO-Jr.2と交換したネオファルコン(ノーマルモーター+100均充電池)で早速スピードチェックしてみましょう。手軽に計測ということでスピードチェックモードです。
ガゴォォォっと、結構うるさいです。夜中に計測したら子供たちが起きてきてしまいそうです。むむむ?ということは逆に起床時間に測定して、子どもたちの関心を引き付けることで目覚ましがわりに使うのもありかと。
GUPを付けているとうまく測定できない…
グレードアップパーツをいろいろ付けていると、タイヤが安定して測定用のローラーに乗ってくれず、速度計測できないどころかミニ四駆が暴れて怖い思いをします。そんな時はミニ四駆を乗せることをあきらめて、フロントタイヤだけ乗せれば計測できます。
タイヤを乗せるローラーはリアタイヤ側の前側ローラーです。なかなか前輪だけ乗せて維持するのが難しく、押さえすぎると負荷かかり過ぎて測定結果が変わっちゃいます。なるべく自重でそっと測定ローラーの上に乗るように注意して乗せる必要があります。
今日の一言二言三言
ガーゴーと スピードチェック していたら
子供たちも 夢中でチェック
ミニ四駆スピードチェッカーでガーっとスピードチェックしていたら、やっぱり子供たちがのぞきに来ました。最近は音に敏感で、モーターをウィーンと回すだけでも「お父さん、何やってるの?」とワクワクしながら部屋にやってきます。
さてさて、ミニ四駆、これからあちこちいじっていこうと思っているので、その改造や修正は効果があるのか、あるいは気休めなのかを見極めながら進めていこうと思います。
ミニ四駆カテゴリのタグ解説
子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。 タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。 |
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