ハイパーダッシュモーターPROをのんびり1.5Vでブレークイン。3.0Vで24,306rpm→25,840rpm。

   2017/06/09

TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、イラスト。
ミニ四駆のモーター慣らし、今日はハイパーダッシュモーターPROを1.5Vでブレークインしてみました。パワーのあるモーターはブンブン回ると音がちょっと怖いですよね~。

カーボンブラシ採用モーターのブレークインは定電圧が吉?

ミニ四駆遊びですが、最近、子どものイベントが多くてショップのコースに行けず、パーツいじりばっかりしています。今は、コースに行けた時に備えて一気にいろいろなモーターを試せるよう、各種モーターのブレークインをやっているところです。

カーボンブラシ採用モーターのブレークインは、アトミックチューンモーターPRO(初代)、マッハダッシュモーターPROでを1.5Vで回して行っています。今日はハイパーダッシュモーターPROをブレークインしてみました。

マッハダッシュPROモーターをのんびりブレークイン(ミニ四駆GUP15433)。3.0Vで30,442rpm→31,492rpm 。なんかすっきりしない。

金属ブラシ採用モーターのように高電圧ブレークインしちゃうと、ブラシの当たりが出る前にモーターの軸受け周りが壊れちゃうだろう、という推測で、じっくり回してのブレークインを行っています。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

ハイパーダッシュモーターPROブレークイン計画

まずは何ごとも段取り八分なのでしっかり計画を立てるところからです。今日はちょっと手抜きしたい気分だったので、1セット目は「1.5V逆転正転を15分、休憩、1.5V逆転正転を15分、3.0V正転で回転数測定」、2セット目は15分を30分、3セット目も同様とすることにしました。

でも、実際にやってみたところ、2セット目でモーターがかなり熱くなってきたので、3セット目は15分に変更しています。そんなわけで、合計3時間回してみました。

マッハダッシュの時は紫ピニオンギヤが無かったので、キットの余り部品を使ったのですが、今回は紫ピニオンギヤの品切れが解消していたので、ちゃんと購入してきました。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

ハイパーダッシュモーターPRO、ブレークインなしで24,306rpm

ということでまずはパッケージから取り出した状態で一発測定してみます。「開けポン」っていうやつですね!電源は安定化電源を使って3.0Vを供給します。回転方向は正転です。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

回転数は24,306rpmでした。ハイパーダッシュモーターPROの推奨負荷トルク時の回転数が21,200rpmなので、まあこんなもんでしょう。

それにしても、なんでエンドベルの色、マッハダッシュモーターPROとハイパーダッシュモーターPROって同じ色なんでしょうね???MSシャーシに取り付けるとき、モーターは端子が下側になるので見分けがつきません。モーターのラベルが貼られていない側にマジックで印を入れておこうかなぁ。

総計3時間ブレークインで24,306rpm→25,840rpm

毎回書いていますが、ブレークインは気分的に逆回転からやっています。ブレークインはブラシを削ってコミュータとのあたりをよくしていく作業なので、片方向ばかり回していると、当然削れ方も偏りそうです(それが悪い結果になるかどうかはわかりませんが)。

また、工場出荷前にきっと正転方向で回してから出荷されているのかな?と察しているので、まずは逆回転で肩こりほぐして、ぐらいな理由です。

ブレークイン第1ターン。24,144rpm

というわけで、まずは逆転方向の1.5Vから始めます。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

15分経過したので正転するようにプラグをつなぎ変えてさらに15分です。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

ここでちょっと休憩。ハイパーダッシュモータPROを触ってみましたが、ぬるいぐらいの熱さでした。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。温度チェック。

引き続き、再び1.5V逆転を15分行います。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

正転にして15分。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

それでは3.0V正転の測定です。うーん、マッハダッシュモーターPROと同じく、一旦、ちょっと回転数が下がりました。不思議ですね~。30秒ほど回してみましたが変化ないので、24,144rpmとします。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。回転数チェック。

ブレークイン第2ターン。24,952rpm

それではちょっと休憩して今度は1.5V逆転を30分、一気にやってみます。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

う、結構熱い…。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。温度チェック。

というわけで休憩も30分ほど取ります。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

再び1.5V正転30分。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

当たり前だけど、やっぱり熱いです。一気に30分は、あまりモーターによくないような気がします。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。温度チェック。

それでは3.0V正転の測定です。と、思ったら安定化電源につないでいた充電池が切れてしまいました。ということで、さらに強力な安定化電源を接続します。この安定化電源は1.5Vとか3.0Vが出せないので、2段階で降圧しています。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

24,467rpm…でもちょっと回転数が上がってきました。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

ということで、24,952rpmを測定結果とします。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

ブレークイン第3ターン。25,840rpm

ハイパーダッシュモーターPROの場合、1.5V回転でも30分回し続けるとかなり熱くなるので、15分ずつまわす作戦に変更することにしました。手間はかかりますが、熱い状態で回しておくのも心臓によくないので、チマチマっとやることにします。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

でも、同じような写真の繰り返しも退屈なので、最後の測定結果だけ。3ターン完了後は25,840rpmまで上がってきました。
TOYz BAR☆ミニ四駆 マッハダッシュモーターPRO、低電圧ブレークイン。

 

なんとなくですが、ハイパーダッシュモーターPROにしろマッハダッシュモーターPROにしろ、まだまだ何ターンか続ければ、無負荷回転数は上がっていきそうな気がします。まだ、絶頂期手前に達して無さそう。使いながら時々無負荷回転数を計測し、様子見していこうかなと思います。

 
 

今日の一言二言三言

 

  • やっぱりプラズマダッシュモーターみたいにブラシの状態が見えるといいなぁ。

 

モーター開けちゃうと違反ですし、そもそも、モーターを分解して再度組み立てたとしても、元々の精度よりも下がっちゃって性能低下させちゃいそうですし…。せっかくの競技用モーター、プラズマダッシュみたいに熱いエンドベルデザインがいいなぁ。

 

ミニ四駆カテゴリのタグ解説

子供たちがミニ四駆を始めたので父も一緒に始めました。前世紀はトルクチューン+プラローラーぐらいでどれくらい速くなるかな?とかやっていましたが、今もニッチに楽しんでいます。
タグでちょっとわかりにくいものがありますので説明付きでリンク貼っておきます。
  • 子供ミニ四駆 小学3年生と年長さん(2016.01現在)のSiSO-Jr.1とSiSO-Jr.2のミニ四駆活動記録です。特に幼稚園児のSiSO-Jr.2がどれくらいできるのかというあたりは他の親御さんの参考になるかも。
  • 調律ミニ四駆 手軽に入手可能な道具と簡単な工作レベルで作った素組みミニ四駆(ノーマルモーター、追加パーツ無し、ほぼ改造無し)はどれくらい速くなるかな?と大げさに研究中。
  • 妄想ミニ四駆 ミニ四駆について考察をするふりをしながら妄想にふけっています。でも、もっともらしい説明がされている有用かもしれないっぽい情報もあるかもしれません。
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